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大学の春休みに! 中国・四国地方の観光スポット
学年末のレポートや試験もそろそろ終わり始めた頃合いではないでしょうか。そろそろ春休みの小旅行を計画し始めた人もいることでしょう。
大学の春休みというのは後にも先にも滅多に得られない大型連休です。遠出をするならまさに今がチャンス!
今回は中国・四国地方のおススメ観光スポットをご紹介します。
嚴島神社
広島県の宮島にある厳島神社は、1400年の歴史をもつ日本を代表する神社の一社です。海の神様をお祭りしているということで、平安時代末期に、日栄貿易に力を注いでいた平清盛公が厚く信仰されていました。また、戦国時代は毛利元就公がこの一帯を支配しました。
ユネスコの世界文化遺産に登録されているということもあって、日本と世界に限らず多くの人が観光に訪れます。また、厳島神社のみならず宮島自体が観光名地として有名です。
海と島々に囲まれた真っ朱な神社は必見です。
広島県廿日市市宮島町1-1
JR宮島口駅から徒歩すぐの宮島口桟橋→JR宮島航路、宮島松大観光船で約10分、宮島桟橋下船、徒歩15分
拝観大人300円(宝物館との共通券500円)
原爆ドーム
世界唯一の被爆国である日本でしか見ることの出来ない、原爆の恐ろしさと惨たらしさを学べる場所です。
え、デートに行くような場所? と思う方もいるかもしれませんが、実はデートに原爆ドームと平和記念公園を訪れる人は少なくありません。「Yahoo 知恵袋」などでも、実際に行ってみて「行って良かった」と感じた方々の声が寄せられています。
その悲惨さに目を背けたくなるかもしれません。ですが全てを見終わったあとに、お二人で感じたことを話し合ってみてはいかがでしょうか。きっと最後には、今の時代のこの日本で、二人で一緒にいられることに強い感謝と幸せを感じることでしょう。
広島県広島市中区大手町1-10
広島電鉄(路面電車)原爆ドーム前電停→徒歩すぐ
錦帯橋
錦帯橋は山口県岩国市の錦川にかけられた、日本三名橋の一つです。五連、全長193メートルに及ぶアーチ橋は300年以上の歴史があります。
四季折々の景観が楽しめる観光地で、春は桜の名所としても有名です。三月の中旬から四月の上旬のあいだであれば、ちょうど桜の開花にあわせて楽しむことが出来ます。
ちなみに錦帯橋はいま世界文化遺産への登録を目指し、着々と準備中です。登録されれば観光客が一気に増加することでしょう。ある意味、まだ登録されていない今がチャンスです。
山口県岩国市岩国・横山
JR岩国駅→錦帯橋・新岩国駅行きバスで20分、バス停:錦帯橋下車、徒歩すぐ
または岩国錦帯橋空港→いわくにバスで27分、バス停:錦帯橋下車、徒歩すぐ
往復300円
特別名勝 栗林公園
国の特別名勝に指定されている大庭園は、300年以上前から続く雰囲気を今に伝えます。
若いカップルで庭を散歩なんてジジくさい、などと思うことなかれ。栗林公園はミシュラングリーンガイドでも三ツ星を取るほどの場所。東京ドーム16個分の広さを持つ庭の中には、30物見所が。
また、公園内には広い湖がありますが、湖の上を和船に乗って周遊することができるのです。せっかくの旅行。普段は出来ない体験をして楽しみましょう。
香川県高松市栗林町1-20-16
JR栗林公園北口駅→徒歩3分
入園大人410円、小・中学生170円
鳥取砂丘
鳥取と言えば必ずと言って良いほど、皆が思い浮かべる鳥取砂丘。立ち入ることができる砂丘としては、日本最大級の海岸砂丘です。
起伏も激しく、その高低差を利用したパラグライダーやスノーボードが盛んで、またラクダの乗馬体験もあります。楽しめること間違いないでしょう。
また、近くには日本で唯一「砂」を素材にした彫刻作品を展示する「砂の美術館」が。ぜひ砂丘と併せて訪れてみましょう。
鳥取県鳥取市福部町湯山
JR鳥取駅→日ノ丸・日交バス砂丘方面行きで22分
岡山後楽園
岡山後楽園は日本三名園の一つ。江戸時代の面影を今に残す庭園です。3月の末からは桜が咲き始め、一年のなかでも一際華やかで美しい時期になります。
毎月さまざまなイベントが開催されて、今年の3月26日から4月2日の間は「春の和のおもてなし」が開催されます。桜を見ながら、新酒の利き酒やお茶席を体験してみましょう。
また、岡山城のすぐ隣に設けられた庭園ですので、後楽園を見終わったあとはぜひ岡山城にも足を運んでみましょう。
岡山県岡山市北区後楽園1-5
JR岡山駅→岡電バス後楽園経由藤原団地行きで15分
山陰海岸国立公園浦富海岸島めぐり遊覧船
山陰海岸ジオパークは山陰海岸国立公園を中心に、鳥取県、兵庫県、京都府にまでまたがる大型の自然遺産公園です。
とくに日本海の荒々しくも澄んだ水をもった海と、白い岩肌を覗かせる島々のつくる景観は見る人を圧倒させます。
とくにおすすめなのは遊覧船に乗っての島巡りです。浦富海岸は古くからの景勝地として有名で、今も遊覧船や小型船に乗った島巡りが大人気です。
鳥取県岩美郡岩美町大谷2182
JR岩美駅→日交バス鳥取方面行きで17分
乗船1300円
千年亭
3月は春とはいえ、まだまだ寒い日が続くこともあります。そんなときは、温泉に浸かってゆっくりしましょう。温泉宿、千年亭をご紹介します。
東郷池から湧き出た源泉を利用した温泉宿は、1866年から始まりました。今は宿として利用するだけではなく、日帰り温泉として利用することも可能です。とくに湖上露天温泉は東郷池の景観を一望することができます。
鳥取に旅行する際は宿にするもよし、旅行の途中で立ち寄るもよしの温泉宿です。また、お立ち寄りのさいは岩塩と一緒に食べる「たまご温泉」をぜひお試しください。
鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい温泉
JR倉吉駅→日交バスはわい温泉経由石脇行きで15分
松山城
愛媛県松山市の中心部にそびえ立つ、標高132メートルの勝山。その頂上に、日本100名城の一つ松山城はあります。日本では現在、天守閣が現存するお城はこの松山城を入れてたった12か所しかありません。二の丸、三の丸も残っている、日本最後の完全な形をした城とも言われています。
お城を見るのに山を登るのは大変じゃないかとお思いの人も安心してください。山の麓からはロープウェイにのることができ、景色を楽しみながら松山城まで行くことができます。
また、松山城を観光したあとは「二之丸史跡庭園」と「城山公園堀之内地区」にも足を伸ばしてみましょう。とくに「二之丸史跡庭園」は、なんと恋のパワースポットとして恋人の聖地に認定されているのです。カップルでご旅行する方はぜひ行って見ましょう。
愛媛県松山市丸之内
伊予鉄道(路面電車)大街道電停→徒歩5分でロープウェイ乗り場へ、
ロープウェイで3分、二之丸史跡庭園下車、徒歩15分
天守:大人510円
高知城
高知城は1603年に築城され、火事にみまわれながらも1749年に再建されて今に至る日本の名城の一つです。天守閣や本丸といった15の重要文化財を一つ一つ見ていくだけでも面白いでしょう。
春になれば梅や桜、桃の花が咲き乱れます。特に桜は年によって3月の中旬頃から開花し始めます。その時期に合わせて旅行してみてはいかがでしょうか。
天守閣を除けば城と周辺は無料の公園として解放されているのも魅力の一つ。高知県に旅行する際はぜひ寄ってみましょう。
高知県高知市丸ノ内1-2-1
とさでん(路面電車)高知城前電停→徒歩5分
天守・懐徳館入場420円
まとめ
いかがだったでしょうか。関東住まいの人にとって、九州や中国・四国は日本国内でも遠方の内に入るのではないでしょうか。機会を自分から設けないと、なかなか行くことが出来ません。
そういう意味でも、この春休みは皆さんにとってチャンスと言えないでしょうか。友達や気になる女の子を誘って、まだ見ぬ日本の地を訪れて見ましょう。