モテライフ

東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶


出典:http://www.photo-ac.com/

カフェ。そこはスローに流れる時間をコーヒーと一緒に味わう大人の憩い場。カフェに訪れる人達は各々の時間をそこで過ごします。

 

本日紹介するのは東京の浅草や上野にある純喫茶です。美味しいコーヒーはもちろん、そのレトロな内装と雰囲気に、まるで昭和や大正に戻ったような気分になる事でしょう。

アンヂェラス


東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶
出典:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003678/

浅草にある、昭和の古典喫茶店の代表格ともいえるたたずまいをした店です。ヨーロッパの山小屋を思わせる外観がひときわ、道行く人の目を惹きつけます。昭和21年から続く老舗喫茶店にはファンも多く、足蹴なく通う人も少なくありません。

 

名物は苦味の少ない水出しアイスコーヒーと、梅酒のように梅を入れた梅コーヒー。また、お店の名前を冠したロールケーキはチョコレートをコーティングしたバージョンとホワイトチョコレートをコーティングした2バージョンがあります。この他にも、30種類を超えるケーキがあるので甘いもの好きにもはたまりません。

 

お店の特徴は欧風の外観と、三階にあるステンドグラス。ステンドグラスはお店の名物にもなっており、美しい色彩を見てコーヒーを飲みたいというファンが毎日やってきます。浅草に来たらぜひ一度は寄ってみたい喫茶店です。

 

 

アクセス

東京都台東区浅草1-17-6

地下鉄浅草駅から徒歩5分

銀座ブラジル


東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶
出典:http://hitosara.com/tlog_13022134/

浅草の新仲見世通り沿いにある、昭和の雰囲気がそのまま穂残されたような喫茶店です。浅草なのに「銀座 ブラジル」と、いったいここは何処なんだという店名も喫茶店ファンの間では人気の所以になっています。もともとは銀座にあったお店の支店とのことです。

 

レトロな店内では多くの人が「ロースかつサンド」や「チキンバケット」を注文していて楽しんでいます。お店の看板メニューなのですが、どちらも「揚げ物なのに全然胃がもたれない」と人気なのです。

 

とくに注目したいのはロースかつサンドの厚さ。パンとパンの間には二枚のかつが挟まれており、その厚さは何と5cmにも及ぶのです。それが4キレも入っているというボリューム感。男の子なら満足すること無しの一品です。

 

アクセス

東京都台東区浅草1-17-6

都営浅草線浅草駅より徒歩6分

王城


東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶
出典:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016735/

上野駅近くにある、1970年開業の老舗純喫茶。レトロな雰囲気2000年代の今にも残す、正統派純喫茶です。店内には店のトレードマークとも言えるシャンデリアとゴブラン織りの花模様ソファ、大理石調のテーブルがあります。

 

このお店の特徴は名前に劣らぬ、高級感のあるサービス。コーヒーを注文すれば、空のコーヒーカップと共に、銀器のシュガーポットとミルクピッチャーが登場。皺の無いパリッとしたシャツを着た店員さんが目の前でコーヒーを入れてくれます。なんだか貴族になったような気分を味わえるのです。

 

王城の名物はコーヒーだけではありません。昔懐かしいナポリタンに、なんと二枚でたった200円のホットケーキ。とくにナポリタンは、太い面とゴロゴロと入った肉厚の具が特徴。お店の人気メニューです。お立ち寄りの際はぜひ注文しましょう。

 

アクセス

東京都台東区上野6-8-15

上野駅から徒歩4分

古城


東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶
出典:http://youpouch.com/2014/07/04/208616/

王城と合わせてぜひこちらも押さえたい、高級純喫茶「古城」。レトロな雰囲気を飛び越えて、まるで中世ヨーロッパに来たような雰囲気を味わえる内装が特徴です。お店は地下にあるのですが、看板に貼られたヨーロッパの城の写真や、階段の途中に飾られた西欧騎士のステンドグラスが良い味を出しています。

 

開店したのはなんと1963年。東京オリンピックが開かれた前年です。以来50年以上に渡って、多くの人が愛用してきました。店内のステンドグラスやシャンデリア、大理石の壁などで西欧風な空間を演出しております。何を隠そうこの内装、50年以上前とほぼ変わらないのです。

 

おススメのメニューは、これまた50年間変わらない味だと常連客に愛されている「ミックスサンド」。食後にはぜひジャマイカの高級豆を使ったブルーマウンテンを飲んで一服しましょう。上野を、いや純喫茶業界を代表するお店とも言える「古城」。一見の価値ありです。

 

アクセス

東京都台東区東上野3-39-10 光和ビルB1F

上野駅より徒歩4分

ギャラン


東京のレトロな雰囲気を味わう! 浅草上野の純喫茶

出典:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13039759/

本日最後に紹介するのは、古き良き高度経済成長期の雰囲気を今に残す純喫茶、「ギャラン」です。広々とした店内は豪華な昭和レトロの雰囲気で溢れています。レンガ調のタイルに囲まれた階段を登れば、真っ先に視界に入ってくるのは巨大なシャンデリア。普通の喫茶店ではまず味わえない内装を楽しみつつ、席に着きましょう。

 

人気のメニューはメパフェやクリームソーダ、ハンバーグ、ナポリタンと、どれもやはり昭和の香りがするものばかり。これを楽しみたいとやってくるお客さんも少なくありません。特徴的なのは、モーニングメニューが14時まで注文可能だということ。遅めの朝食にもうってつけです。

 

また、接客をするウェイトレスやボーイの仕草にもどこか上品さがあるという意見もあります。昨今のファストフード店化した喫茶店では味わえない上質な時間を過ごすことが出来るのも、ギャランの魅力と言って良いでしょう。

 

アクセス

東京都 台東区 上野 6丁目14-4

上野駅より徒歩2分

まとめ


純喫茶、高級喫茶に好んで通うという大学生や新人社会人は中々いません。しかし、だからこそ「今日はいつもと違ったお店行こうよ」という時の候補店としてあげることが出来るのです。

純喫茶や高級喫茶の魅力は何と言ってもその内装。もうなかなか見ることの出来ない昭和の雰囲気を味わえ、まるで異世界に来たような錯覚を覚えます。時間や時代、国さえも超越した雰囲気を味わえることこそ、純喫茶の醍醐味なのです。

ページトップに戻る