イケメンでもイケメンじゃなくても、ついドキドキしてしまう男性のスーツ姿ですが、女性はスーツ姿のどこに魅了を感じているのでしょうか。
まずは単純に「普段見ている姿とは違う」ギャップ萌え。
いつも私服で、たまに着るスーツにドキッとするパターンです。他には「キュッと締まったネクタイ」や逆に「無造作に緩めたネクタイ」なども色気を感じる萌えポイントです。
袖のボタンから、パリッとした襟、ネクタイのデザイン、ジャケットを脱いだシャツ姿など、女性が男性のスーツ姿に魅力を感じるポイントはたくさんあります。
男性がスーツを着る際、正式にはけっこう厳しいルールが存在しますよね。
例えばボタンの留め方、フラップを出すか出さないか、ネクタイの締め方や太さ・長さ、など他にも細かいルールが多くあります。
ですが女性で、男性のスーツの細かいルールを知っている人はほとんどいません。
ですので今回はあまりルールにとらわれず、単純に女性がスーツ姿のどんなところにカッコよさ、可愛さ、色気などの魅力を感じているか、スーツの上手なコーディネートなどをご紹介していきたいと思います。

ロマンスグレーなオジサマが着ている深めのロイヤルブルースーツ。

ロイヤルブルーのスーツは若々しいイメージが強いですが、年配の方が着ると色気が出ます。
白のチーフが醸し出すフォーマル感もいいですが、クリーム色の柄ネクタイが与える可愛らしい雰囲気も魅力的です。
ビシッとしているように見えて、腕に見えているバングルが、普段のカジュアルさを感じさせますね。

スーツとアクセサリー（時計以外）の組み合わせですが、このくらいの年代の方がされているとギャップがあり魅力的に見えることもあります。

ですが、20、30代の若い方は絶対にアクセサリーNG！
普段スーツを着なれていない、子どもっぽい、ダサい、などマイナスなイメージにしかなりません。

ちなみにパンツの裾ですが、日本では折り返しのないものをシングル・折り返しのあるものをダブル、と呼びますよね。

実はこれ和製英語で、実際の英語圏ではシングル＝plain、ダブル＝turn upと言います。さらに欧米では、流行などに関係なく、スーツの時の裾は基本ダブルなんだそうです。

デザイン自体はかなりシンプルなスリーピーススーツですが、よーく見るとチェック柄が。
このチャコールグレーのスーツに対し、チェックのラインが似たような色で描かれているので遠目で見ると柄ありなのかもよくわからないくらいです。 

ですが、近くに寄ると方眼紙のマス目のようなグラフチェック柄が確認できますよね。
グラフチェックはチェック柄の中でもシンプルなラインの組み合わせでできているので、見た目にも抵抗感のある人が少なく、モダンでおしゃれな印象を与えてくれます。

「無地かと思いきや、よく見るとチェック柄のスーツ」、女性はこの「よく見ると」という細かいおしゃれがけっこう好きなんです。

ちなみに、スーツと柄に色の差が少ない場合は、シャツやネクタイに柄物を持ってきても違和感なくコーディネートできるので、おすすめですよ♪

スーツを着るときって、ポケットチーフはどうしていますか？

「ちょっとやりすぎな気がするから、冠婚葬祭以外では挿さない」という方も多いのではないでしょうか。
それはもったいない！

ポケットチーフも女性から見た萌えポイントのひとつなんです。

その中でもおすすめなのは、定番で一番ノーマルなんですが、お堅さの中に色気を感じる、TVホールド（スクエア）という形です。
写真でしているのがそうですね。

折り方はいたって簡単、チーフをポケットの幅に収まるよう四角く折りたたむだけです。
誰でも簡単に折れるので、この形で失敗している人はほとんどいません。

TVホールドはシンプルな分、他のパーツを邪魔することもなし！可愛い花のラペルピンを使っても、ニット素材のネクタイを使っても、ガチャガチャしている様に見えることはなく、逆に厳格でシンプルなスクエアチーフが可愛いアイテムを引き立ててくれています。
TVホールドは見えている範囲が少ないので、白に限らず、柄物のチーフを使って遊ぶこともできます♪

男性がスーツを着ている中でも、特に女性に人気が高いのは「シャツ姿」です。

ネクタイをしっかり締めて上からジャケットを着ていても、どんなシャツを着ているかはしっかり見られています。

例えば、仕事終わりや、結婚式の二次会などで、フォーマルの象徴であるジャケットを脱いで、プライベートを感じさせるシャツ姿になると、それだけでギャップ萌えしてしまう女性は多いです。

シャツ姿として人気があるのは、ダントツで無地の白、または水色やライトグレーなど、やはりシンプルなものです。
もちろんチェックやストライプのシャツもおしゃれで可愛いですが、柄シャツはジャケットを着てこそのコーディネートなので、ジャケットを脱ぐと浮いてしまう可能性があります。

身体に自信のある人は、袖をまくったり、第一、第二ボタンをはずしたりしてみるのもありです！

日本ではネクタイが主流なので、あまりボウタイ（蝶ネクタイ）を選ぶ人はいないかもしれませんが、だからこそ、ボウタイを身につけることで人とは違ったおしゃれを楽しむことができます。

女性目線で言うと、ボウタイはまさに可愛いアイテムのひとつです。

例えば、結婚式やパーティーなどで、周りがネクタイをつけているなか、ボウタイを上手に使っている人を見ると、おしゃれで可愛いな～と思うものです。

ベーシックなネイビーやグレーのスーツに、柄ありのボウタイをするのもいいですし、フォーマル感を残すためにちょっとツヤのあるシルクのボウタイを使うのも◎！

季節によって、ウールやニットのボウタイに変えて、生地感や素材感で遊ぶのもコーディネートの楽しみ方です。

年齢問わず使うことのできるボウタイですが、特に細身～普通体系の人におすすめなアイテムです。
ガッシリした人や筋肉質な人は、ボウタイで可愛さを狙うと外してしまう可能性もあるので、ネクタイでワイルドなセクシーさを目指しましょう♪