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超絶効果&効率に優れた加圧トレーニングの魅力に迫る!!


日本で生まれた加圧トレーニング。からだの血流を妨げた状態で筋力トレーニングすることによって、筋肉の成長、血流の改善、ダイエットをはじめとするさまざまな効果が得られることから、注目されつづけるトレーニング理論です。新しいトレーニングの考え方が栄枯盛衰をくり返すなか、加圧トレーニングは確実に生き残っているだけでなく、今も進化しつづけています。それは加圧トレーニングが運動という立場と医学という立場の両方から科学性を追求しているというのがひとつの理由だとされます。加圧トレーニングに取り組んでいる人は性別を問いません。そのため、ムキムキとした男性らしい肉体づくりに励みたい人も、スラリとしたボディライン(いわゆる細マッチョ)を目指す人にとっても優れた筋トレのひとつとなりえます。加圧トレーニングのもつ科学性を踏まえたうえで、知っておいて損はないトレーニングとして加圧トレーニングをご紹介します。

加圧トレーニングが注目される5つの メリット


加圧トレーニングについて詳しく知る前に、加圧トレーニングが秘めている魅力、そのメリットについてみておきましょう。トレーニングするため必要な要素として重要なのは継続です。そして継続していくためには、圧倒的なモチベーションが必要となります。自分の気持ちを奮い立たせトレーニングへと気持ちを向かわせるもの。それがモチベーションです。すべてのトレーニングにおいていえることですが、モチベーションが上がることで筋トレの効果も継続する力も数段高いものになります。そのためには自分が取り組むトレーニングがどれほどの魅力をもっているのか知ることが重要なポイントになります。加圧トレーニングが秘める魅力はさまざまなものが報告されていますが、大きく5つに集約してご紹介します。加圧トレーニングがもつメリット5。さっそくみていきましょう!

 

1. 筋肉の成長を効果・効率よく可能にする

 

からだの機能を維持したり、成長させるために必要な物質としてホルモンがあります。ホルモンは各種の臓器から分泌されて血中をながれ、別の臓器に作用するといったはたらきをくり返しながら正常なからだの機能を保つという役割をもっています。筋肉の成長にとってもホルモンが重要となります。筋肉の発達と関係の深いホルモンとして「男性ホルモン(テストステロン)」と「成長ホルモン」の2つがあります。男性ホルモンは、男性の性器から分泌されるホルモンで、一度は筋肉への影響を否定する研究報告もありましたが、男性ホルモンの分泌を抑えた場合に筋肉の肥大が抑えられることが確認されていることから、男性ホルモンは筋肉にとって何らかの役割があると考えらえています。ただこれに関しては詳しいメカニズムの解明は現在進行中の状況です。今回注目したいのは「成長ホルモン」です。トレーニングに関わりのあるトレーニーであれば成長ホルモンについてはご存知の人も多いのではないでしょうか。成長ホルモンは、その名の通りからだを成長させるホルモンです。成長ホルモンはタンパク質の代謝に関わるホルモンで、運動のつよさ、運動の時間によって血液中の濃度が上昇し、各種細胞に活発にはたらきかけると考えられています。成長ホルモンは筋肉の肥大にとって欠かせないホルモンと認識されているのです。筋トレをすれば成長ホルモンは増加します。血液中の成長ホルモンは、強度を高めたトレーニングをすれば安静にしているときの200倍近くまで上昇します。加圧トレーニングと成長ホルモンの濃度を研究した報告によると、最大筋力の20%の強度での筋トレによって血中の成長ホルモン濃度が安静時の約290倍に増加するとしています。290倍という値に注目してしまいそうですが、魅力は「最大筋力の20%の強度」という点です。強度が低いのに成長ホルモンがたくさん分泌されています。極端な例ですが、これは最大で100kgの重りが持ち上がる人が20kgの重りでトレーニングするということを意味します。低い強度で高い効果が得られる。まさにここに加圧トレーニングの魅力のひとつがあるのです。

 


http://jap.physiology.org/content/88/1/61 |The concentrations appeared to reach a peak immediately after exercise (0 min) for La and NE, and 15 min after exercise for GH, thereafter returning rapidly toward their resting level in an exponential fashion. It should be noted that the concentration of GH increased up to 40 μg/1, a concentration ∼290 times as high as that before exercise. (GH:成長ホルモン)|
※この研究は対象が熟練したトレーニーを対象としていないので、290倍という成長ホルモンの分泌量には賛否があります。ただ強度が低い運動で多くの成長ホルモンが分泌されることが確認されていて、安全性にも優れたトレーニングであることが認められています。
https://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/25502/1/KJ4_5902_219.pdf |通常のトレーニングよりも何倍もの成長ホルモンが分泌される。そして成長ホルモンが,脂肪の燃焼や血行促進,新陳代謝の改善,筋肉増強など様々 な効果をもたらす。本研究の結果においても血中成長ホルモン濃度の変動は同様の変 動を示し,日常運動習慣を有しない者が運動を開始する際,低強度で安全にトレーニング を行う上で加圧トレーニングが有効だと示唆された。|
http://ci.nii.ac.jp/els/110008916645.pdf?id=ART0009874750&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1470961770&cp= 実践女子大学 生活科学部紀要第 49 号・運動による骨格筋の肥大機構の文献的研究
http://jap.physiology.org/content/88/1/61 The American Physiological Society・Rapid increase in plasma growth hormone after low-intensity resistance exercise with vascular occlusion
https://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/25502/1/KJ4_5902_219.pdf 大阪教育大学紀要 第IV部門 第59巻 第2号・加圧トレーニングにおける血中成長ホルモンへの影響

 

2. 若さをキープ!アンチエイジングの効果

 

成長ホルモンは、「若返りホルモン」という通称をもっています。そのため美容の分野では大きな注目をあつめるホルモンです。美容=女性と考えられていいたのは一昔前までのこと。今は男性だっていつまでも若さをキープすることを望む人は多いものです。ルックスも内面もピカピカに磨きたい!という願いは性別を問いません。若返りホルモンといわれる成長ホルモンは、アンチエイジングに関して大きな期待を背負っています。成長ホルモン、あるいはそれを改良して製剤化したものを利用した試みは医療・健康関連分野においてすでに実施されています。たとえば医療先進国アメリカでは、成長ホルモンとアンチエイジングをリンクさせるような論文が報告されていて、その一部をご紹介すると、成長ホルモンの注射補充によって筋肉の発達への効果が80%以上、皮膚の弾力性の改善が70%以上、体力の改善が約80%、免疫力アップの効果が約70%、シワの減少が70%などさまざまな嬉しい効果が報告されています。加圧トレーニングは、この成長ホルモンの分泌を効率よく促すことが期待できるトレーニングといわれます。理想的なボディメイクに取り組みながら、同時にアンチエイジングの効果も期待できる。そんな欲張りなトレーニングとしても嬉しいメリットが隠されているとされます。

 


http://www.medical-salon.co.jp/menu/gh.html 四谷メディカルクリニック・成長ホルモンによるアンチエイジング医療
http://www.dhc-med.com/dhcmed/contents/cbp/index.jsp DHCサプリメント研究所・CBPが未来を変える!

 

 

3. ダイエットを成功に導く魅力も!

 

成長ホルモンは、筋肉や骨の「成長」に加えて、「代謝」という役割にも深く関係しています。代謝とは簡単にいえば外から取り入れたエネルギーを利用したり消化したりすることです。車でいえばガソリンを燃費する作業と似たようなものとイメージすることができます。成長ホルモンには、食べものから得られる栄養素「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」などを分解してエネルギーとして利用できるものにする作用があります。ダイエット効果が期待されているのは、成長ホルモンに脂肪を分解する作用があるからです。脂肪はエネルギーを脂肪組織のなかに貯蓄しています。皮下脂肪や内臓脂肪などがそうです。この状態だと、からだは脂肪をエネルギーとして利用することはできないので、貯蓄された脂肪を分解して血中に流さなければいけません。銀行からお金を取り出して実際に現金として手元に持たなければお金を使うことができないのと同じことです。成長ホルモンには貯蓄された脂肪を分解して血中に流す作用があるのです。この作用によって、からだはエネルギーとして脂肪を使えるようになります。つまり脂肪が燃焼するというわけです。加圧トレー二ングには成長ホルモンを効果的に分泌する作用があります。これがダイエットにも効果的だといわれている理由です。ここに加えて、筋肉が増えることで基礎代謝量がアップするというダブルの効果があります。基礎代謝量とはじっとしていても生きている限り消費されるカロリーのこと。1日あたり約1700Kcalは基礎代謝によってエネルギーが利用されています。このうち約370Kcalは筋肉によるものです。脂肪は約70Kcalですから雲泥の差があります。加圧トレーニングによって筋肉量が増えれば当然基礎代謝量がアップし、消費されるカロリーも高くなるということになります。

*成長ホルモンによる脂肪分解の促進

*筋肉量アップによるカロリー消費の増加

とダブルパンチで、ダイエット効果がかなり期待できるということになります。

 


http://jmvpa.com/seityou/index.html 日本磁気加圧協会・成長ホルモン増加法
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html 厚生労働省・加齢とエネルギー代謝

 

 

4. 血流改善により体調不良の改善に効果が期待

 

血流がわるくなると、肩こりをはじめさまざまな体調不良が生じるということは周知されている通りです。加圧トレーニングは、専用のバンドを手足に巻いて血液の流れを制限します。このときに血管にかかる圧力は通常の約1.7倍といわれます。つまり通常よりも1.7倍の抵抗があって「血液が流れにくくなっている」状態です。するとからだは血流をなんとか流そうと頑張り、血管を広げたり、あるいは普段はあまり血液が流れていない細かい血管にも血液を流して、なんとか血流を確保しようとします。加圧トレーニングの前後において血管の数が増えていることは、医学的な画像検査機器などでも確認されるといわれています。そしてバンドを外して血流を解放すると、血液はいっきに流れて、1.7あった抵抗は約0.6まで減少することが確認されています。抵抗が減る、つまり血液が流れやすくなるということです。血流が改善すれば、その分老廃物なども流れやすくなるため、肩こりなどの体調不良が改善するということにつながるのです。また血管に抵抗を加える、抵抗を解放するという作業をくり返すことで、血管の幅は伸びたり縮んだりします。これが血管の弾力性を維持することにもつながるといわれています。

 


http://www.asahi-net.or.jp/~pg7h-tnk/sub5.htm |末梢抵抗(血液の流れにくさ)の指標は加圧前を1.0とすると、良好な加圧をかけているときは1.7ぐらいになり、1.7倍流れにくくなります。次にベルトをゆるめて圧を取り除くと、末梢抵抗の値がは0.6まで下がっています。これは加圧前に比べて血液が流れやすくなっていることを示しています。|
http://www.asahi-net.or.jp/~pg7h-tnk/sub5.htm アスリート サポート・東京大学石井直方教授による研究論文

 

 

5. 筋肉の疲労やケガの回復速度を速める

 

血流の改善がみられると、老廃物もその分だけ除去されやすくなります。筋トレやスポーツ後にみられる筋肉の疲労、筋肉痛、あるいはケガなどによっておこる炎症の回復にとって、血流が改善する効果は必要なものです。血流が多くなるということは、それだけ栄養分、酸素がからだの細胞に行き渡りやすくなることですから、筋疲労やケガの回復にとってもメリットのあるトレーニングと考えられています。ちなみに加圧トレーニングは少ない負荷量でトレーニングの効果が得られることから、手術後や骨折、靭帯損傷、肉離れなど安静固定している状態であっても、加圧と除圧(圧力をぬくこと)をくり返しおこなうというシンプルな方法によって、トレーニング不足による筋力の低下を予防できるともいわれています。しかも治療・ケガ直後(2〜3日目)から取り組めることから、筋力低下を防止する方法としても大きな期待を集めています。

 


http://www.asahi-net.or.jp/~pg7h-tnk/sub5.htm |東京大学で行った実験では、骨折して脚が動かなくなったとき、加圧しないでおくと約20%筋肉が細くなったのに対し、1日数回加圧をするとそれが8%あまりですんだという結果がでています。 手術後や骨折、靭帯損傷、肉離れなど安静固定を必要とされる場合でも、早期リハビリとして加圧、除圧刺激を2~3日目から開始することができ、筋萎縮を低減することが出来ます。|
http://www.asahi-net.or.jp/~pg7h-tnk/sub5.htm アスリート サポート・東京大学石井直方教授による研究論文

 

 

加圧トレーニングの実際


加圧トレーニングは、誰でも何処でも気軽に行えるトレーニングかというと、ちょっと違ってきます。加圧トレーニングは、エクササイズという領域と医学という領域にまたがるアカデミックな要素を含んでいるトレーニング理論です。このトレーニング理論は、KAATSU JAPAN 株式会社の現会長である佐藤義昭氏によって提唱されたトレーニング理論で、普及率が高いため一般的なトレーニングと考えられる傾向がありますが、そうではありません。きちんとした加圧トレーニングを実践したいのであればKAATSU JAPANで研修を終えた専門のインストラクターによって指導を受ける必要があります。現在は加圧トレーニング専門の施設、あるいは病院などで取り組めます。ここでは加圧トレーニングの具体的な内容についてご紹介します。

 

http://www.kaatsu.com KAATSU JAPAN 株式会社 加圧トレーニングのオフィシャルサイト

まずは実際のトレーニングシーンをみる


まずは、加圧トレーニングがどのようなものか、それを実際にみてみます。加圧トレーニングでは、腕の付け根あるいは太ももの付け根に専用のベルトを巻いて血流を制限します。その状態でトレーニングを行なっていきます。強度は必ずしも高いものではありませんが、かなりの負荷を感じている様子がよくわかります。

 

 

 

効果を得るには約6か月の継続が目安

 

実際に専門の施設などで加圧トレーニングを受けるとして、どの程度の期間をみておく必要があるかは気になるところ。実際は加圧トレーニングへの慣れ、トレーニングに取り組める時間や頻度、からだの状態などによって調整されます。医学的な視点も重視しているトレーニング理論だけあって、オーバーワークなどはすすめられないことがほとんどです。一般に加圧トレーニングは

■1回のトレーニング時間:20〜60分程度

■頻度:週1回〜

と設定されているところが多いです。効果がえられるまでに必要な期間は一般的な筋トレであっても2〜3か月です。トレーニング開始直後の期間は、神経のはたらきが高まることからはじまり、肉体の具体的な変化はおこらないと考えられています。つまり3か月あたりを過ぎた段階から本格的な肉体の変化がおこるので、それ以降から筋肉の成長がおこります。しっかりとした効果、具体的な効果を感じるまでには約6か月程度はみておく必要があります。

 


http://www.shibuya-skin.com/pressurization/about/ SHIBUYA SKIN CLINIC & BEAUTY TREATMENT 加圧トレーニングの最大の特徴
http://www.fresta68.com/voice/ パーソナル加圧トレーニング・ジム・Fresta68 お客様の声
http://www.arima-seitai.com/kaatsu_qa.html ありま整体院・加圧トレーニングQ&A

 

 

自分で本格的に取り組みたいなら…

「加圧トレーニングに対して高い関心をもっている」という人、あるいは「加圧トレーニングの指導を受けたことがあるけれど、どうしても自宅で取り組みたい」といったときには、加圧トレーニング機器を一般にも使用しやすいものにしたものが販売されています。加圧トレーニングといえば、インターネットの通販や一般のドラッグストアなどでも「加圧ベルト」、「スパッツ」などがありますが、ここではもう少し本格的なものをが紹介します。KAATSU JAPAN 株式会社より販売されている一般ユーザー使用の加圧トレーニング機器です。小型でタッチパネル式になっているため、携帯性にも優れています。本格的な機能を一般ユーザー向けにシンプルかつ使いやすさを追求していて、安全性にも優れた商品となっています。自宅用機器を使った参考動画も参考にしてみてください。

 

 

まとめ


効果の分だけ知識も重要

加圧トレーニングについてご紹介でした。トレーニングの考え方はたくさんありますが、かなり医学的な視点に沿って発展してきているということが、信頼性と効果に注目があつまる大きな理由といえます。一般に筋トレの効果を出すならハードなトレーニングと長い時間が必要と考えられる傾向にありますが、加圧トレーニングはその常識を一転させてしまう魅力を秘めています。筋肉の成長をはかりながら、同時に脂肪を燃焼させる効果を上げる。少し欲張りな印象もありますが、医学やトップアスリートを対象とした研究から得られる研究結果が信頼性を物語っています。効果があるといわれる分だけ、やはりしっかりとした知識が必要ということもポイントになります。加圧トレーニングはインストラクターにも資格制度を設けて、トレーナーの育成にも力をいれています。まずは専門的なトレーナーによって指導を受けることが効果をあげるための近道だといえます。

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