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残念ながら可愛くない!女性から見ると子どもっぽく見えるファッション
女性からの人気が高い男性の「可愛い」ファッションですが、男性のみなさんはどういうスタイルが可愛い、と見られているかご存知でしょうか? 少年っぽいチェックシャツを着る・ドットなどのポップなトップスを選ぶ・ユニセックスなスキニーやざっくり系のニットを着る… たしかにこれらのアイテムは、男性が着こなすことで可愛い系ファッションに近づくことができますが、ただ着ればいいというものでもありません。よく見ると、子どもっぽく見えるアイテムでもありますよね。おしゃれで女性から好印象を持たれやすいファッションアイテムでも、組み合わせを間違えると一気に子どもっぽいコーディネートになってしまうんです。特に童顔といわれる日本人男性は、カッコいい・可愛いアイテムでも着方によって子どもっぽくダサい印象になりがち… そして中には、彼氏に絶対にしてほしくないNGファッションや、ちょっと変えれば好印象になるのに、というファッションも潜んでいます。そこで今回は、そんな失敗を避けるため、女性から見ると子どもっぽく見えてしまうファッションをご紹介します。
■量産型はダサい!とりあえず羽織ったカーディガン
10~20代によく見かけるTシャツにカーディガンの組み合わせ。
もちろんカラーコーディネートや全体のシルエットを考えて着ているなら何の問題もありません。
ですが、写真のような白Tシャツに何気なく着たカーディガンの組み合わせは、正直ダサいです。
確かに色やシルエット的に変な組み合わせではないのですが、だからこそたくさんの人が着ている量産型コーディネートになってしまっています。
みんなが着ているということはファッション的に間違っていないはず、とこの組み合わせを選んでしまうと、おしゃれに興味ないのかな、と思われてしまうことも。
さらにカーディガンのサイズ感も子どもっぽく見える原因に。カーディガンに限らずですが、袖が長すぎるトップスはNG!
だらしなさや着せられている感、サイズを間違えた感が醸し出され余計に子どもっぽいイメージに…(袖を長めにしたストリートファッションも流行ってはいますが、本当に似合っている人はごくわずか。。骨格・顔・髪型などにもイケてる要素を網羅していないとならないので、一般的には難しいです。)
カーディガンというアイテム自体はおしゃれに役立ってくれるので、こんな風に変えてみてはいかがでしょうか!
◆カーディガンの中身をスタンドカラーシャツにチェンジ
これといった特徴のないネイビーのカーディガンとストライプシャツの組み合わせですが、シンプルでスッキリした印象に仕上がっています。
普通のシャツでもいいのですが、ちょっとしたおしゃれ感を出すために、襟に折り返しのないスタンドカラーを選んでみるのもおすすめです。
1枚目の写真と違って袖を折り返しているのもコーディネートをスッキリ見せるポイントのひとつ。カーディガンの袖が長いままだと上半身が重たい印象に見えてしまします。
◆◆白Tシャツならシンプルよりもちょっとしたアクセントを
1枚目の写真と同じ白Tシャツとライトグレーがーディガンの組み合わせですが、醸し出す印象が全然違います。
先ほどの胸の開きすぎた白Tシャツは絶対になしですが、こだわりの見えるキーネックのロンTなら物憂げな印象で断然ありです!
キーネックとは襟部分に切り込みの入ったTシャツのことですが、スタンダードなカーディガンに合わせるなら、Tシャツにこれくらいのアクセントをつけてみるのもコーディネートのポイントになります。
■パンツの位置のせいで子ども体型に!
ずーっと昔に流行った腰パンですが、まだ腰の低い位置でパンツを履いている人っていますよね。
女性から見たら絶対NG!
何がカッコよくてその位置で履いているのかまったく理解できません。
脚が短く全体のバランスが悪く見えるのはもちろん、そのせいで子どもっぽいというか子ども体型に見えてしまいます。
特に写真のような、長めの白Tシャツがより上半身を間延びして見せ、胴長な印象に。
さらに間にチラッと挟んだボーダーのインナーも腰より低い位置に見えているので、全体の重心が下にきすぎてより脚が短く見えてしまいます。
どうしてもこの長さのTシャツを合わせたいなら、パンツを細身にチェンジ。このパンツを履きたいなら、ジャストサイズのTシャツを合わせて上半身をスッキリさせてみてください。
■可愛いチェックも使えばいいってものじゃない!
男性が使うと好印象なチェック柄ですが、その中でも「ギンガムチェック」はよりポップで可愛い印象を与えてくれます。
ですが、チェックを前面に押し出してただ使えばいい! というものではありません。
写真のように、シャツはギンガムチェック、ネクタイはドット、ジャケットも柄物となると目がチカチカして、可愛いというか子どもの発表会の服のよう…
何をポイントに押し出したいのかまったくわからず、アイテムとしては可愛い白襟のギンガムチェックシャツが台無しです。
さらに、40代以上の男性が使うのには問題ないのですが、特に童顔に見える日本人の若い男性がギンガムチェックを使うのは、より子どもっぽく見える可能性も。
ギンガムチェックを使いたいなら、控えめにちょっとしたアクセントにしておく方が効果的です。
効果的にギンガムチェックを使うなら、こんなコーディネートがおすすめ!
◆ほんとにチラ見せ! ポイントとして使ってこそおしゃれに可愛く見える
先ほどのコーディネート同じようにジャケットと合わせるにしても、チェックを前面に押し出すのではなく、チラッと見せるのがさりげないおしゃれにつながります。
さらにモノトーンのギンガムチェックなら子どもっぽく見えず、少しレトロな印象に。
派手じゃないけど可愛い❤ というのが女性にとっては好感度UPなポイントです。
■小学生みたいに見える! パンツのロールアップ
特に春夏は、男女ともに多くの人がパンツをロールアップして履いていますよね。
涼しげに見える上に、足首を出してスタイル良く見せるポイントにもなっています。
ですが、みなさん、実際のところパンツを正しくロールアップできていますか?
男性がパンツをロールアップする場合、2cmか長くても3cmほどの幅で折り返すのがスッキリと今風に見えておすすめです。
間違っても、写真のように5、6cmくらいの大幅で折り返すのは絶対にNG!
子どもが水辺で遊ぶのに、パンツが濡れないようにしているみたいに見えます。
特にパンツと裏の生地に色の差がある場合、ここまでロールアップの幅が広いと折り返し箇所が変に目立ってしまいます。
さらに、この写真ではふくらはぎの一番太い部分でロールアップしてしまっているので、脚が太く、短く見えてしまう残念な効果も。
ロールアップする場合は、「2~3cm幅で、短くしてもくるぶし上くらいまで」を意識してみましょう♪
■やりすぎは禁物! メンズのクラッシュデニム
2017年に流行中のクラッシュデニムは、少年っぽさやワイルドさなどダメージ具合で色んな表情を見せることができるパンツです。
ですが、女性目線で見るとあまりおすすめできるアイテムではありません。
女性に好印象を持たれる男性のファッションNo.1は「キレイめ」なので、ダメージの大きすぎるデニムはだらしなく汚れた印象になってしまうかも…
さらに、写真のようにライトブルーデニムにインディゴのパッチワークが入っているクラッシュデニムなどは、おしゃれというより子どもっぽいイメージを持たれてしまいます。(特に日本人が着ると)
アパレルブランドのアイテムとしての位置づけとしては、安いブランドorロックを軸としたブランドではこの手の加工は見られますが、ハイブランドでは間違いなくありません。
日本は岡山デニムを筆頭に服の二次加工で有名な産地があり、こうゆう加工を玄人は好むといった声もありそうですが、ハイブランドでこの手の加工物が無いのは、やれないでなく、やらないです。
(「無い」と書きましたが、一部のブランド ディースクエアード(D SQUARED2)辺りでは一部あります。)
身長が高くも体格もしっかりした方(白人・黒人のような)が着るのであれば、ギャップが出て良いかもしれません。
パッチワーク系のデニムを着こなすにはセンスでなく、骨格など先天的に定まったものが必要と理解していきましょう。
クラッシュデニムはダメージ次第で『あり』なパンツに! キーワードは『清潔感』。
◆クラッシュデニムだからこそ、清潔感を大切に!
古着感が強く出て、少し間違うと汚い・ロックな印象になってしまうクラッシュデニムは、清潔感を大切にすることで女性から見ても好印象なファッションアイテムに!
派手な加工は少なく、ダメージ箇所は多くても3か所程度のデニムを選ぶのがおすすめです。
クラッシュデニムを履くときは、全体で見てもシンプルで爽やかなコーディネートをキープするのが◎。
夏ならシンプルにTシャツやシャツと合わせて。冬でもスッキリと足首を見せたり、キレイめのコートなどと合わせたりすることで、大人っぽくクラッシュデニムを着こなすことができます。
まとめ
『可愛い』・『少年っぽい』と『子どもっぽい』は、似ているようで印象が全然違うスタイルです。ですが、子どもっぽいアイテムはコーディネートによって可愛くおしゃれなイメージを与えることもできます。流行や量産型のファッションに流されすぎず、ちょっとした自分のこだわりを入れたファッションを取り入れてみてくださいね♪