モテライフ

【モテる男性講座その10】女性ホルモンが男性の好みを変える!?


今回の「モテる男性講座」は、女性ホルモンにフォーカスします。女性のこころ&からだの変動には、この女性ホルモンが深く影響しているといわれています。女性ホルモンの変動は、生理の周期、いわゆる「性周期」を知っておくことがポイントです。性周期と女性ホルモンの関わりは、男性が女性に接触すべきタイミングの指標になるとされます。つまり「女性にコンタクトすべき時期orそうでない時期を教えてくれる」のです。さらに性周期によって、男性に対する女性の好みが変わってくるという学説もあります。知るほどに興味惹かれる「女性ホルモン」の謎を掘り下げて解説します。

女性ホルモンとは


女性ホルモンには2つの種類がある

 

女性を客観的に理解する(あくまで恋愛というシーンにおいて)ことができるというのが今回のテーマです。

女性ホルモンが女性の心身に影響することはよく知られています。気分にムラがあったり、「体調がイマイチ」というとき、女性ホルモンが原因だといわれるケースは少なくありません。

これまで、モテる男性講座では、「いかに女性を魅了するか」、「どんな男性がモテるのか」、「周囲からみてモテる男性の条件とは何か」などを話題の中心にして、「モテる男性の要素」について探求を試みてきました。

しかし、モテる男として「女性」についてもっと深い洞察が必要です。そうかといって「女性とはいかなる存在なのか」という哲学的な問いを展開しようというのでは途方もなく難しい。そして複雑な問いになることは明らかです。そもそも「女性」という言葉を定義することでさえ難しいのです。

では、女性というものを比較的わかりやすく理解する(あくまで恋愛というシーンにおいて)指標となるものは何か・・・。そのカギと考えられるもののひとつが「女性ホルモン」です。女性に特徴的なホルモンについての研究のなかには、「このホルモンのはたらきによって男性の好みが変わってしまうことがある」と主張する人もいます(詳しくは本文のなかでご紹介します)。

女性ホルモンについて詳しくみていくと種類がいくつもあります。女性ホルモンという言葉自体が曖昧に使われることもあって、その定義は少し漠然としているので先に整理しておきましょう。

一般に女性ホルモンといわれるホルモンは、「エストロゲン」というホルモン、そして「プゲステロン」といわれるホルモンの2つがあります。この2つのホルモンについて知っている男性は、女性に対するアプローチを臨機応変に変えていこうとするはずです。それは、女性ホルモンが女性の行動パターンに密接に関係しているからです。

 

 


※参考文献
*厚生労働省資料:知っていますか?男性のからだのこと、女性のからだのこと〜健康で充実した人生のための基礎知識〜(http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=144718&name=2r98520000035kxv_1.pdf
*石川県・医師科研医師会:女性の健康ハンドブック 守りたい自分の体(http://www.ishikawa.med.or.jp/Female_health.pdf
*平田雅子(監):不調をなおしてキレイになる 女性ホルモン基本事典,  成美堂出版 , 2010

 

 

 

性周期からみる女性ホルモンと女ごころ

 

前にも触れたように、女性ホルモンには「エストロゲン」と「プゲステロン」という2つのホルモンがあります。これらのホルモンは、恋愛に関わるホルモンとしても注目されています。
女性のホルモンを考えるうえで、女性ホルモンのはたらきは「心」と「身体」という2つの側面を通じてあらわれることを知っておく必要があります。では、ホルモンが「心」と「身体」にどのようにあらわれてくるのか。それを考える前提として知っておきたいのが「性周期」です。性周期は、女性の卵子が男性の精子を受け取るためのメカニズム。繁殖にとって欠かすことのできない機能です。
同時に異性関係を考えるときにも欠かすことができないものです。ホルモンのはたらきによって生じる女性の「心」と「身体」の変化は、この性周期からみていくと、もっとわかりやすくなります。
たとえば「生理」といわれるものも性周期の過程のひとつ。生理中には痛みがあるなど「身体的な悩み」を感じる女性が多いというは周知のとおりです。さらにメンタル面にも深く影響することがわかってきています。生理中の女性は「怒りっぽい」といわれたりします。それだけではなく、「いらいらする」、「集中力がなくなる」、「勉強の成績が下がる」、「何となく不快感を感じる」などといったメンタル面にも関係してきます。
また、「女性の犯罪は生理前に多い」という見解もあり、これは賛否が問われる大きな話題となったこともあります。このように、「性周期と女性のホルモン」そして「女性の心と身体の変化」は、かなり繋がりがつよいとみられています。ここからさらに、性周期とホルモンの関係を「恋愛」というポイントをおさえながらみていきます。

 

 


※参考文献
*齋藤千賀子・西脇美春:月経パターンと月経時の不快症状及び対処行動との関係, Yamagata Journal of Health Scienses, Vol8. p53~63, 2005(http://www.yachts.ac.jp/lib/kiyou/ronbun/0806.pdf
*田中ひかる:月経と犯罪―女性犯罪論の真偽を問う, 批評社, 2006

 

 

 

性周期からみる女性ホルモンのはたらき

 

女性の性周期は、大きく「月経期(生理中)※」、「卵胞期」、「排卵期」、「黄体期」の4つに分かれています。この周期に合わせるように、エストロゲンとプロゲステロンといわれる女性ホルモンのバランスが変化します。それが、女性の「こころ」・「からだ」にさまざまな変化をもたらします。

〔※月経と生理は同じ意味です。医学的には月経という言葉が使われますが、一般には生理という言葉の方が使用頻度として高いものとなっています。〕

性周期は、生理の初日から次の生理の日までの約1か月間(25〜38日が正常な範囲内といわれています)をひとつのサイクルとしています。つまり、健常な女性であれば、生理が毎月定期的にあるということになります。

 

ここではわかりやすく、1か月を4週として

■生理の週(月経期)

■排卵の週(卵胞期〜排卵期の前半)

■排卵後の週(排卵期の後半〜黄体期の前半)

■次の生理の前の週(黄体期)

とわけてみていきます。

 

性周期は個人差があり、このようにざっくりと週単位でわけることは、やや乱暴で厳密にいえば正しくありません。しかし、およそ性周期と一致しているといわれています。さらに、性周期を週単位で考えることで「今日生理がきたから来週あたりに排卵期だな」といった具合に、女性の性周期の状態を大まかに知ることができます。

 

生理の週(月経期)

月経がおこる週。わかりやすくいえば、生理中であり、女性の膣(ちつ)内からの出血がおこっている週です。

女性のからだのなかでは「妊娠のための準備」が毎月くり返されています。もしも受精がおこったときに備えて、受精卵が着床しやすい状態になります。子宮内の膜が厚くクッションのようになり、受精卵に栄養を与える準備がスタートします。ですが、妊娠しなかった場合には、それはすべてリセットされます。これが生理です。つまり、受精卵を受けとめる準備をしていた子宮内の膜がはがれ落ち、血液とともに排出されるのが生理です。

生理の週を迎えた女性は、ちょっと神経質になる傾向があるといいます。普段は気遣い抜群の女性も、この時期になると相手に気がまわらなかったりします。また、「生理だから優しくしなきゃ」と男性が気を使うと、逆に女性にとってはストレスに感じてしまうなど、男性の接し方として難しいと感じられる時期でもあります。

 

排卵の週(卵胞期〜排卵期の前半)

生理がおわった次の週あたりから女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌量が増えてきます。エストロゲンは「女性らしさ」をつかさどるホルモンともいわれています。この時期になると、女性の肌の調子は良く、心もスッキリとしているケースが多くなります。エストロゲン増やす・安定させるためのサプリメントや食べもの、関連する書籍・雑誌などが豊富に出版されている理由はここにあります。

肌を例にとってみると、エストロゲンには肌の角層の水分を保ち肌の潤いった状態にする作用があることが知られています。さらに肌の深い場所にあるコラーゲンやエラスチンの合成を促して、肌のハリを保ち、シワやタルミを予防するはたらきなどもあるのです。この時期は女性にとって、まさに絶好調の時期ともいえます。

エストロゲンは生理が終わってから、「排卵日」という時期まで増加します。排卵日を迎える直前の時期になるとエストロゲンの分泌量がピークに達します(ちなみに、排卵は、生理がおこった日を初日として、およそ14日目におこるといわれています)。

男性との関係が性周期のなかでもっとも良好な傾向があります。女性にとっても絶好調の時期ですが、男性にとっても「接しやすい時期」ともいえます。俗説ですが、「排卵日前後には性欲が高まる」とする説などもあるほどです。排卵日前後に性欲が高まるという科学的根拠は乏しいですが、そういった説が生まれるほど、女性の気分は上々であるということでしょう。

 

排卵後の週(排卵期の後半〜黄体期の前半)

排卵の直前を過ぎたあたりからエストロゲンはいったん減少していきます。それに代わるように、今度はもうひとつの女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌量が増えてきます。

エストロゲンが、「女性らしさ」をつかさどるホルモンといわれるのに対して、プロゲステロンは「妊娠のため」のホルモンともいわれています。妊娠を手助けするホルモンで、子宮内の膜に受精卵が着床しやすい状態を保つはたらきがあります。

妊娠の維持にとっては欠かすことができないとされるプロゲステロンですが、その一方で、心身にさまざまな不調をおこすホルモンともいわれています。その詳しいメカニズムはわかっていないようですが、生理前に、だるさ、頭痛、熱っぽい、むくみ、おなかや胸が張る、眠気、いらいら感、気分の落ち込み、意欲・集中力の低下、便秘、ニキビ、肌荒れ、といったいろんな症状がみられます。そして生理がはじまると症状が消えていくことを経験する女性も多いようです。こういった「からだの変化」には、排卵後に分泌されるプロゲステロンが原因ではないかといわれています。

 

次の生理の前の週(黄体期)

生理を迎えてから4周目の時期になると、女性にとっては辛い時期となります。性周期のなかで、心身の不調を訴えることが多いといわれる時期。最近では、この心身の不安を「月経前症候群」や「月経前緊張症」、あるいは「PMS」とよぶこともあります。

PMSは、生理前の黄体期といわれる時期におこる不快な症状をひとまとめにした総称(いわゆる症候群)をいいます。一般にこの症候群は、生理のはじまり、もしくは生理の終わりまでには改善されます。この時期の女性は、気分も体調もやや「下降気味」か、あるいは「絶不調」ともいっていい時期です。

「次の生理の前の週(黄体期)」は、接する男性も要注意です。思わぬことから口論になってしまうようなリスクがあります。

 

このような女性の「こころ」の変動と性周期をまとめたのが、下の図になります。

■生理中の週

■排卵前の週

■排卵後の週

■生理前の週

という大きく4つの時期と、それに対する女性のこころのうごきについての関わりを簡潔にしめしてあります。

 

※グラフは「ほけんはっけん!|女性のからだと女性ホルモン(http://www.hoken8dogs.jp/column/vol01.html)」および*国立スポーツ科学センター:月経について(http://www.jpnsport.go.jp/jiss/Portals/0/column/woman/seichoki_handobook_4.pdf)を参考にして作成しています。

※無断転用を固く禁じます。

 

 


※参考文献
*田上八朗(監):SKIN BEAUTY DICTIONARY 肌図鑑, 日本アムウェイ合同会社(http://d3agasatigaa5a.cloudfront.net/contents/pdf/SkinBeautyDic1208_120814.pdf
*国立スポーツ科学センター:月経について(http://www.jpnsport.go.jp/jiss/Portals/0/column/woman/seichoki_handobook_4.pdf)
*大川あゆみ・富原一哉:女性の情動関連障害への脆弱性に対する性腺ホルモンの
関与, 鹿児島大学, 地域政策科学研究12, p69~89, 2015
*宮澤洋子・富永国比古・土田 満:青年期女性における月経前症候群(PMS)の実態について, 瀬木学園紀要7,p18~25, 2013(http://ci.nii.ac.jp/els/110009598980.pdf?id=ART0010058552&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1486614834&cp=
*秋元世志枝・富岡佳子・加茂登志子:月経前症候群、月経前不快気分障害の女性の臨床的特徴とストレス・コーピングについて, 跡見学園女子大学文学部紀要 43, p45~60, 2009(http://ci.nii.ac.jp/els/110007343549.pdf?id=ART0009205719&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1486614947&cp=

 

 

 

女性の性周期は男性の好みに影響する


「妊娠しやすい時期かどうかで女性は男性の好みが変わる」というのをご存知でしょうか。

そもそも妊娠というのは、女性の体内で排卵がおこり、飛び出た卵子と女性の体内に入ってきた精子が受精し、受精卵が無事に女性の子宮内膜に受精卵が着床しなければ成立しません。この排卵タイミングが月に1回しかないともなれば、妊娠が決して簡単ではないというのも納得できます。しかも、卵子の寿命はおよそ1日と短いのです。

その一方で、精子は膣内に射精されてから3〜7日間は寿命がつづきます。そのため、排卵日がくるあたりの期間に検討をつけて性交すると妊娠しやすくなります。

本題はここからです。妊娠しやすい時期になると、男性に対する女性の好みが変わるという研究報告があります。かなり興味深い内容です。

 

妊娠しやすい時期の女性は『男らしさ』を求める!?

 

以前、ご紹介した「【モテる男性講座その1】ズバリ提言モテ顔とはこんな顔だった!」の記事でも触れた内容を少し復習します。記事のなかで、最近のモテ顔の傾向が、「骨格がしっかりとした男らしい顔」よりも「やや中性的なフェミニンな顔」の男性の方が女性に好まれるということでした。

しかし、妊娠しやすい時期の女性は、この傾向が変化し「より男らしい顔の男性」を好む傾向がみられるといいます。これは、I.S Penton-VoakとD.I Perrett博士の論文「Female preference for male faces changes cyclically: Further evidence(男性の顔に対する女性の好みは周期的に変化する:さらなる根拠)」のなかで報告されたもので、学術雑誌「Evolution and Human Behavior, Vol21, Issue1, p 39~48, 2000」に掲載されています。

このなかで、著者らはコンピューターグラフィックを使い、男性の顔を男性的あるいは女性的に画像処理し、それを女性の被験者にみせて好みの傾向をはかる実験をしています。

さらに女性の性周期で、「好みがかわるか」という内容にも触れています。結果は、妊娠しやすい女性の好みは「男らしい顔」を好む傾向がみられるものとなりました。男らしい顔とは、つまり「骨格がしっかりしている」、「頬骨が張っている」、「眉が盛り上がっている」、「あごが大きい」といったたくましさを象徴するような顔つきです。逆に、妊娠しづらい時期の女性は、中性的なフェミニンな顔の男性を好む傾向があるとしています。

これに加えて、文化人類学者であるDavid Andrew Puts氏の関連した報告があります。それは「妊娠しやすい時期の女性は、とくに低い声の男性を好む傾向がある」というものです。David Andrew Puts氏は、「Mating context and menstrual phase affect women’s preferences for male voice pitch(交配関係と性周期が男性の声質に対する女性の好みに影響する)」という論のなかでこれについて記載し、学術誌「Psychological Science15-3, p203~207, 2004」に掲載されています。論文の内容では、単に声が低い男性を好むのではなく、もう少し踏み込んだ報告をしています。それは、

「妊娠しやすい時期の女性は、声の低い男性と短期的な関係(生行為が目的といった関係)をもちたい傾向がみられる」

ということ。男性に対する女性の好みがこれほど変わるのか、少し疑問もあります。しかし、妊娠しやすい時期には男らしい男性が好まれる傾向が高いという報告が多いのは確かです。

 

 


※参考文献
*I.S Penton-Voak, D.I Perrett:Female preference for male faces changes cyclically: Further evidence, Evolution and Human Behavior, Vol21, Issue1, p 39~48, 2000
*David Andrew Puts:Mating context and menstrual phase affect women’s preferences for male voice pitch, Evolution and Human Behavior, Volume26, p388~397, Issue5, 2005
*Steven Gangestad et al:Women’s Preferences for Male Behavioral Displays Change Across the Menstrual Cycle, Psychological Science15-3, p203~207, 2004

 

 

 

妊娠しやすい時期の女性は『お金』より『センス』を重視する!?

 

妊娠しやすい時期の女性が「男らしい男性を好む」ということでしたが、「知性」ro「お金」といった好みも、妊娠しやすい女性はその傾向が変わるといいます。これは、心理学者Geoffrey Miller氏らの研究によって示されたもの。Geoffrey Miller氏は、「恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化, 岩波書店, 2002」という著者として業界内で話題になった人です。

この内容は、著者らの「Women’s Fertility across the Life Cycle Increases the Short-Term Attractiveness of Creative Intelligence(女性の出生率が創造的知性の短期間の魅力を高める)」という論文として、学術誌「Human Nature 17(1), p50~73, 2006」に掲載されています。

このなかで、著者らは女性の性周期が、男性がもっている創造性あるいは芸術性といったものに対して好みがどう変化するかの検証を試みています。

 

論文のなかで、女性に対して次のような質問をしています。

「芸術の才能はないけどお金持ち、の男性」

「芸術の才能は豊かだけど貧乏、の男性」

「ビジネスの才能はないけどお金持ち、の男性」

「ビジネスの才能はあるけど貧乏、の男性」

このなかで選ぶとすれば、どの男性を選ぶかという質問です。

 

一般には、ここで女性が選ぶ回答は人それぞれで、多様な結果がえられたとしています。人の好みはそれぞれですから、当然といえば当然の結果です。しかし、妊娠しやすい時期になると、「芸術の才能は豊かだけど貧乏、の男性」がもっとも好まれるという結果が得られたと報告しています。しかも短期的な関係をもつ意味において、この傾向が顕著だとしています。

妊娠しやすい女性は、男性の外見だけでなく「中身」にまで好みが変わるというのはちょっと驚きの結果です。ただ、その理由ははっきりしません。

文豪や画家、音楽家は、「ロマンス」や「情熱」というイメージもあるのか、女性とお酒がセットに語られることも多いです。一般的にある芸術家という職業のイメージが、妊娠のしやすい時期の女性の好みと関係しているのかもしれませんが、これはあくまで想像の域です。

 

 


※参考文献
Martin G Haselton & Geoffrey Miller:Women’s Fertility across the Life Cycle Increases the Short-Term Attractiveness of Creative Intelligence,  Human Nature 17(1), p50~73, 2006

 

 

 

まとめ


女性の心は変わりやすい・・・

「女性のこころは移ろいやすい」「女心と秋の空」といった表現がありますが、女性の気分、あるいは行動の変化には、女性ホルモンとの関係しているようです。男性の好みまでも変わってしまうといのは、やや驚いてしまいます。しかし、これらを科学的な立場から論証しようとする試みは意外にもたくさんあります。とくにこういった研究は国内よりも海外で盛んにおこなわれています。日本はそういった意味で、まだまだ恋愛後進国なのかもしれません。
これに関連する情報を調べていくと、インターネットや書籍などで、エストロゲンを「エンジェル(天使)」と表現し、プロゲステロンを「デビル(悪魔)」と表現するようなものに出会うことがあります。生理的なはたらきからみれば、天使も悪魔もないように思いますが、女性の心身の状態、あるいは恋愛という視点からみると、言い得て妙な表現です。
つまり、生理が過ぎてから約1週間〜2週間はエストロゲンが優位な時期で、女性からみたとき、髪、肌つやがよくなり、「精子を受け入れよう」と男性を優しく惹きつける時期だという意味で「エンジェル(天使)」です。男性にとっても、女性に接触しやすい時期だといえます。
逆に、排卵直後から次の生理前までの1週間から~2週間はプロゲステロンが優位な時期で、女性からみると、体が「妊娠した」と勘違いしてしまい、こころや肌が敏感になるということ。それがニキビや肌荒れ、いらいら、怒りっぽさにつながるという意味で「デビル(悪魔)」というわけです。この時期の女性は、もし妊娠していれば外敵から子どもを守ろうとして、男性を寄せ付けないという時期ともいえます。女性に接触を試みるならば、避けるが無難ということになります。
正しい時期に、気持ちよく接触してくる男性は、より魅力的にみられるかもしれません。素敵な異性との出会いには、タイミングも大切だということがいえそうです。

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