メンズ雑誌から火が付き、『ちょい悪』なんて言葉が流行りましたよね。
なんとなくちょっと悪そうに見えるダンディーなファッションのことで、イタリアのおしゃれなオジサマたちのファッションをベースとしているスタイルです。
悪そうな、といってもベースはコンサバ系で、清潔感のあるキレイめファッションを悪ぶった風に着崩すのが基本。
メンズのファッションスタイルの中では、男らしくセクシーで色気を感じる、と女性人気が高いのも特徴です。
『悪』という言葉はつきますが、実際はファッションの中だけの話であって、普段の態度やこれまでの素行が悪いのは問題外。
それはただの『悪い男』です。ファッションでもその『男らしさ』や『ちょい悪』を勘違いして、女性から見てイタイファッションになっている人がチラホラ… 『ちょい悪』ではないにしても、『カッコいい』という意味を履きちがえてしまってダサいファッションになっているパターンもあります。
今回は、女性から見た男性の絶対NGなイタイファッションと、ここを変えればカッコよくなる惜しいファッションをご紹介したいと思います！
10代や20代の若い世代に限らず、3、40代の方でしている方も見かけるホスト系ファッション。
主な特徴としては、ジャケット・細身のパンツ・首元が大きく開いたTシャツ・ポインテッドな革靴などを合わせて身につけているスタイルです。
実際こういったファッションをしている人は「別にホスト系を意識しているわけじゃない」と思っているかもしれません。
でも、女性から見ると、ただの「ホスト系ファッション」でしかないんです。
特にNGなのが首元が大きく開いたTシャツ。
これセクシーでもなんでもない、ただカッコ悪いTシャツにしか見えません。
もちろんホストをご職業にされている方たちは、こういったスタイルをお客さんが求めているんですから問題はありません。
ですが、普段着としてホスト系のファッションや髪形を真似している人は本当に女性からの好感度が低いです。
『悪っぽさ』などなく、ただただナヨッとして見えるだけ！ 心当たりのある人は、今すぐコーディネートを見直してみてください。
アメリカンなテイストで『男らしさ』・『悪っぽさ』を醸し出すスカルアイテム。
いかにもなゴツいアクセサリーもあれば、ちょっとおしゃれよりなスカルアイテムも多く出てきています。
今回NGを出したいのは大きくゴツめなスカルアイテムです。
特に身につけている人をよく見かけるスカルリング。
正直日本人の小さい手には似合いません！ がんばってる感がにじみ出てしまっています！ スカルに限らず、ゴツめの指輪・ブレスレットなどは外国人の中でも手が大きい人たちがしているからカッコいいんです。
テレビや雑誌で見て「自分にも似合うかも」と思っても、残念ながら彼らのようにはなれません。
確かにこういったイカツめのシルバーアクセサリーが好きな女性も一定数いますが、ほとんどの女性からは間違った悪ぶり方として悪印象です。
スカル自体は悪くない！ 使うならこんな風にするのが女性受けもよし！
あまりいい印象を持たれないスカルアイテムですが、こんな風にポップなデザインなら可愛く見えて女性からも好印象です。
他にも、小さく刺繍されたワンポイントスカルやカラフルなスカルデザインならおしゃれアイテムとして活躍できます。
スカル系のアイテムを買うときは、あまりリアルすぎるデザインではなく、カジュアルな印象で女性が着ていても違和感のないようなものを選ぶのがおすすめです。
シーズン問わず人気のカモフラ柄（迷彩）は、ミリタリー系ファッションの一種なので、男らしく力強いイメージがあります。
ですが、派手な見た目なので、コーディネートにうまく取り入れるのが難しい柄でもあるんです。
そして使い方を間違えると一昔前のダサい印象に。
まさにこの写真のカモフラ柄の使い方は女性人気を全く期待できません…
カーキ系で統一されたカモフラのパンツなどはコーディネートのメインアイテムとして使っても違和感がありませんが、写真のように色のコントラストが強いカモフラ柄はアクセントカラーで使う以外に正解はありません。
この場合はアクセントどころかカモフラストールがコーディネートの一番前に出てきてしまっています。もし目の前にこのストールを身に付けた男性が現れたら、顔や体型などよりも、このストールに目が行ってしまいますよね。
第一印象のインパクトは悪い意味で強烈です。
カモフラ柄を使うならさりげなさが大切！
よーく見るとカモフラ柄を使っているトートバッグ。
女性から見るとこれくらいのカモフラ柄がおしゃれでファッションにこだわりがあるように見えます。
柄アイテムは前面に押し出すのではなく、さりげなく使うことで好印象を持たれることが多いです。
他にも、ソックス・シューズ・時計などにカモフラ柄を取り入れるのもありなので、ぜひ検討してみてくださいね♪
Tシャツなどでよく見かける英字プリントですが、なんて書いているのか理解して着ている人はどれくらいいるでしょうか。
「SMILE」のような単純な表現から、卑猥なワード、意味のわからないポエムまで、気付いているのかいないのか、さまざまな外国語が書かれた服を着ている人がたくさんいます。
ちなみに写真のリングはジュエリーブランドDr MONROEのアクセサリーで、「人は生者に尊厳を死者に真実を見出す」というフランスの哲学者ヴォルテールの言葉が刻まれています。
ちゃんと意味を理解しているうえで見に付けているなら何の問題もありません。
ですが、外国人や英語がわかる人から見ると、「意味わかってないんだろうなぁ」と思ってしまうアイテムもあります。
特にほかのコーディネートを男らしいカッコいい系でキメているときは余計ダサく見えてしまう可能性も。
また、だらだらと書き連ねられている英字アイテムは、意味に限らず女性から見ると子どもっぽい印象にも見えます。
英字アイテムの中にもカッコいいデザインのものはもちろんありますが、なんて書いているのか意味を理解できない場合は手を出さないのが無難です。
「最近は英語が出来る女性も多くなっている」ので、書いてある言葉の意味を分かっている女性からは笑われているかもしれませんよ…
アクセサリーの一種になるイカツめのウォレットチェーン。
女性では付けている人がほとんどいないので、男性特有なアイテムだと思います。
女性から見てウォレットチェーンはゴツさ・デザインに限らず絶対NGです。
とにかく子どもっぽくてダサい！ いくら高くて有名なブランドのチェーンをつけていたとしても、ダサいものはダサいんです。
トップスの下からのぞくジャラっとしたチェーンは、子どもが財布をなくさないようにつけている以外受け入れられません。
ウォレットチェーンの中には、デザイン的にロックで男らしいカッコよさが出ているものもあるのかもしれません。ですが、女性から見れば見分けのつかないカッコ悪さです。
さらにチェーンと財布の重さでパンツがずり下がっている人も… 女性受けを狙うなら今すぐはずしましょう！
