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女性から見た、男性ファッションの効果的な色使い【イエロー 秋編】
イエローを取り入れたファッションと聞くと、ちょっと個性的で奇抜なコーディネートを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
ピンクやブルーなど男女のイメージに使われるステレオタイプなカラーと違って、イエローは中性的でありながら第一印象が強いので、ファッションに取り入れるには躊躇してしまう色かもしれません。
ですが、イエローにも目を引く原色のイエロから、男性でも使いやすいマスタードイエローまでその幅は様々です!
さらに、これから訪れる秋のコーディネートで、イエローアイテムはかなり使えること間違いなし♪
今回は、男性でもコーディネートしやすいイエローアイテムや、ちょっと個性的なイエローまで、秋に使えるイエローコーディネートをご紹介します!
イエローのイメージ
『色』には赤・青・黄など色味を感じることのできる有彩色と、白・黒・灰など色味を感じることのできない無彩色があります。
イエローは有彩色の中でも一番明るい色で、光を表現するときなどにもよく使われる色です。
人の目から見てとても認識しやすい色なので、注意を促す色としても街で目にすることができますよね。
そんな人の目を引きやすいイエローには、明るい・楽しい・ポジティブ・フレンドリー・活力・ユーモア・個性的など、人の活力をアップさせるような色彩イメージがあります。
一方、子どもっぽい・おしゃべり・お調子ものなど、あまり良くない意味での活発なイメージを持たれてしまうこともあるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
イエローカーディガンで夏から秋へシーズンをシフト
9月に入ると徐々に涼しくなってきますが、日中はまだ暑くて半袖でもよかったりしますよね。
そんな時期にはカーディガンを携帯しておくのがおすすめ。荷物にもならず脱ぎ着も簡単なので、一日中快適過ごすことができます。
ちょっと落ち着いたイエローカラーのカーディガンなら季節感もバッチリ!
パターンのように見えるゲージも暖かみのある印象を作ってくれます。
こちらのコーディネートは下半身を黒でまとめた、本来なら重たい印象になりがちな組み合わせですが、トップスに白、カーディガンにイエローを持ってくることで全く重たい印象に見えませんよね。
イエローは単体でもコーディネートに華を持たせてくれる色なので、ダークカラーと合わせても相手にポジティブなイメージを持ってもらうことができます。
口数が少なくネガティブな人が、イエローのファッションを選ぶなんてあまり想像できませんよね。
それを逆手にとって、もしあなたが人とコミュニケーションを取るのが苦手…と感じているなら、あえてイエローのアイテムを選んでみてはいかがでしょう?
フレンドリーでポジティブな印象を与えるイエローなら、男女問わず他人との壁を取り払える第一歩になるかもしれません♪
■秋のマスタードニットはヘビロテまちがいなし!
秋冬になると女性に人気が高まるマスタードカラーは、男性にとってもとても着こなしやすい色のひとつ。
黄色に少しブラウンを混ぜたような色で、明るさやポジティブさもありつつ、落ち着いた大人感も出せる、女性から見ても好印象なイエローです。
少し暗めなイエローの部類に入るので、個性を抑えて目立ちすぎず、ほかの色とコーディネートしやすい色でもあります。
写真のように薄いグレーのシャツと白パンツに合わせれば爽やかな秋コーディネートに。
ここでマスタードより明るいイエローのニットを合わせてしまうと全体的にまぶしさが強くなり、メリハリの少ない印象になってしまいますが、光の加減を抑えたマスタードならしっかりと季節感を演出してくれます♪
まだ初秋なら靴やバッグなどのアイテムを白やライトブルーなどの夏カラーで合わせるのもあり!
秋も深まってきたころなら、黒やブラウンなどの重ためカラーを使って秋感を強めていきましょう。
マスタードは年齢問わず着こなしが簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね❤
マスタードニットはこんな風に印象チェンジ
先ほどの爽やかコーディネートでも使ったマスタードニットですが、シャツやパンツの色を変えれば自分の好みを主張できるおしゃれスタイルに。
マスタード自体は個性が控えめなので、その他のアイテムを使って自分好みにコーディネートしてみましょう♪
グリーンの中でも男性人気の高いカーキは、マスタードと合わせると一気に秋冬感が出ますよね。
全体のコーディネートが暗い印象になっていないのはサックスブルーのシャツのおかげ。
落ち着いた印象のマスタードとカーキに対し、サックスブルーがスッキリとしたアクセントカラーになってくれています。
寒さ本番前の秋なら、軽すぎず重すぎない写真のようなコーディネートがおしゃれに映り、好印象を持たれること間違いなし♪
さらに、マスタードニットとカーキパンツの間に見えるベルトはブラウンがベスト!
トップスからパンツにかけてのIラインを邪魔することなく、うまく溶け込んでいますよね。
「黒ベルトじゃダメなの?」と考えてしまうかもしれませんが、こちらのコーディネートはほかに白・黒・灰などのモノトーンカラーを使っていないので、ベルトに黒を使うと変に目立ってしまうんです。
靴やバッグなどのアイテムも黒を避け、ブラウン系のアイテムでまとめてみましょう。
革アイテムを使うとコーディネートに素材感とメリハリが出るのでおすすめです。
ネイビーとの相性も◎!イエローパンツ
個性的なイメージのイエローですが、ネイビーボーダーとの相性も◎!写真のコーディネートではお互い主張しすぎることなく、うまくマッチしています。

ブルー系とイエロー系はカラーチャートで見ると補色と呼ばれる反対色で、色彩が強いとお互いが主張しあいケンカしてしまう色と言われています。
ですが、写真のように色彩を抑えたネイビーと暗めのイエローを合わせることで、お互いの主張を抑え控えめで大人っぽい雰囲気のカラーコーディネートになるんです。
さらに、足元をトップスと同じネイビーで合わせているのもコーディネートをまとめるポイント。
全体が引きしまった印象になります。
逆にもっと個性を出したいなら、ライトブルーのボーダーニットに、もっと暗めなイエローパンツを合わせてみてください。
落ち着いたイエローがライトブルーを引き立て、秋ならではのポップなイメージを作ってくれますよ。
さりげないイエローベルトで華やかさアップ
イエローをアイテム使いしたいならベルトでチラ見せしてみてはどうでしょう。
ダークカラーを使いがちな秋コーデには印象的なアクセントカラーになります。
こちらのボーダートップスとネイビーパンツは、イエローのベルトがないとかなりスッキリした『普通』の組み合わせですよね。
胸元のネイビーとパンツのネイビーがコーディネートをまとめ、とても『無難』に仕上がっています。
ですが、女性から見ておしゃれだと思わせたいなら一工夫が必要。
そこでイエローベルトの登場です!
このベルトのイエローは原色に近い明るく個性的なイエローですが、からだ全体の中心にきていても変に目立っていませんよね。
ポイントは「さりげなく見せる」というところにあります。
トップスをキレイにタックインするのではなくフロントだけインすることで、原色のイエローが悪目立ちすることなく、ほどよいアクセントカラーになってくれています。
さらに、ベルトをする前と比べ、コーディネートに華やかさやポジティブさをプラスされていますよね。
ちなみに他の原色ではどうでしょう。
ブルーはネイビーに溶け込みすぎ、赤はブラウンにまぎれてしまいます。緑もそこまで目を引かずにちぐはぐなアクセントになってしまいそうです。
やはり光の加減が強く、人の目を引くイエローだからこそ、このコーディネートの上手なアクセントになっていると言えますね。
案外目立つ?技ありイエローアイテム
ベルトに続いて、さりげないおしゃれとしておすすめなのが、靴ひもにカラーアイテムを使うことです。
「ぜんぜん目立たないんじゃ…」と思われるかもしれませんが、女性はかなり細かいところまで相手のファッションを見ているものなんです。
ちなみにそれは好意を持っている相手だから見ている、というわけではありません。なんとなく無意識に相手の全身に目が行っているんです。
そしてそこから、「あれ、この人こんな細かいところまで気を使っているんだ」と好印象につながることもあります。
サンダルの季節が終わった秋は、靴ひもでおしゃれを楽しむチャンス!
特に人の目につきやすいイエローは、靴ひもという小さい範囲でも目立つことができます。
トップス・パンツを黒やネイビー、ブラウンなどのダークカラーコーディネートでまとめても、足元のイエローがちょっとした明るいアクセントカラーに。
靴ひもなら安く簡単に手に入るので、まずはスニーカーなどから始めてみるのもいいかもしれませんね。
ダーク系の靴ならビビットなイエローを。
明るい色の靴にはマスタード以上に濃いイエローを使うのが、上手に靴ひもを目立たせるポイントです♪
まとめ
個性的だと思いがちなイエローですが、コーディネートによっては主役にも引き立て役にもなってくれます。
イエローの濃淡を上手に使って、秋ならではのポジティブイエローコーディネートを楽しんでみてくださいね❤