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女性から見た、男性ファッションの効果的な色使い【ブルー冬編】


ファッションの中では、春は明るく晴れやかな色が、夏は涼しげな爽やかな色がメインカラーとして活躍しますよね。

 

そしてこれからやってくる秋冬は、ちょっと落ち着いたダークカラーがメインになる季節です。

 

男性目線で見ると、ダークカラーはなんにでも合わせやすい色なので、明るめの色よりコーディネートが簡単だと思うかもしれませんね。

 

ですが、ダークカラーの服ばかり着ていては周りの人と差をつけられず、せっかくのおしゃれが埋もれてしまうかも!

 

そこで冬のカラー企画として最初にご紹介したいのが、男性でも気兼ねなく着こなせる『ブルー』です。

清潔感があり爽やかなイメージが強いブルーはサマーファッションにうってつけの色ですが、着込みがちな冬ならではのブルーの着こなし方法もたくさん。

ダーク系のネイビーから、ポップなターコイズブルーまで、色んなブルーをチェックして、コーディネートし比べてみてくださいね♪

 

 

■まずは王道のネイビーで、ブルーのワンカラーコーデ!


 

 

ブルーといえば一番使いやすいのはネイビーかもしれません。春夏に全身ネイビーコーデをすると、ちょっと暗く、重たくなりすぎますが、冬ならOK! 重たいイメージも暖かみに変換できるので、ネイビーメインのトータルコーディネートもカッコよくキマります♪ 写真のコーディネートは、ネイビーのダウンコート+インクブルーのニット+スタンダードブルーのデニムと、少し暗めのブルーの中でも少しずつ色の差をつけることで全体に明暗が出ていますよね。ちょっとしたブルーの違いを表現した、ワンカラーコーディネートになっているのがポイントです。ワンカラーコーデ、と言いましたが、よく見るとダウンコートの下には靴と同じブラウン系のジャケットが。コートを脱いだ時には、ブルー系コーデからブラウンで上下を挟んだサンドイッチコーデに変身する、ギャップを楽しめるスタイリングになっています。冬はコートを脱ぐだけでガラッと雰囲気を変えられるので、そういった部分でもおしゃれを楽しむこともできますね!

■デニム×ベロアで冬ならではの素材MIX!


 

 

一枚目と同じように、アウターの下にアウターを着込んだコーディネート。ですが、こちらは脱がないことが完成系の組み合わせです。外のアウターはベロア生地のテーラードジャケットで、古着屋さんなどでもヴィンテージものをよく見かけることがありますね。トップス感覚で着ているGジャンは首元までボタンを留めているので、アウターを重ねていてもスッキリとしたまとまりが。ベロアとデニムのように異素材を組み合わせると、素材感が目立ちコーディネートに立体感を出すことができます。ですが目立った異素材は2種類までで止めておくのが◎! ボトムには、Gジャンと同じデニムやチノパン、ジャージー系など、あまり目立たない素材のものを合わせるのが無難です。ここで主役級のレザーパンツなんかを合わせてしまうと素材MIXどころかめちゃくちゃコーデに…。もちろん、ベロアジャケットの代わりにレザーのライダースを合わせた素材MIXコーデはあり! ポイントは、『素材MIXコーデの主役になる素材は2種類まで』というところです。

■ブルーをアクセントとしてちりばめてみる!


 

ライトブラウンのツイードジャケットに、ベージュパンツを合わせたブラウン系コーディネート。フロントや袖、ポケットから覗くブルーがアクセントになっていますね。フロントラインのこういった色の見せ方は、ストールやマフラーをジャケットの内側に沿わせることで簡単に作れるんですが、防寒面も重視したい冬なら、ブルーのニットカーディガンで作るのもありですね♪ くすんだブルーニットとライトブラウンの組み合わせが、色の重さや強さを主張しない優しい雰囲気を表現してくれています。ポケットチーフのドットもポップなイメージで可愛らしいですね❤ 写真のインナーは爽やかな白シャツですが、ハイネックなど首にボリュームのあるトップスを合わせるのも季節感が出るのでおすすめです。

■ケーブルニットでブルーを冬モードに!


 

 

色的には爽やかに見えるこちらのブルーですが、ケーブル編みニットで一気に暖かみのある冬モードへ。インディゴ染めで仕上げられたニットで、落ち着き感と渋みがあってステキです。デニムでもインディゴカラーはありますが、もっと濃いブルーのイメージではないでしょうか。ですが、ニットをインディゴ染めするとこんな風に優しい色合いになるんですね。色は爽やかでも、ケーブルニットで冬モード全開なので、パンツはより爽やかな白で攻めてもOK! 暗い冬の中に、軽やかなコーディネートが目を引くはずです。逆にアウターとパンツをネイビーやブラウンのダーク系にして、このニットを目立たせるのもあり。アウターにも負けない、主役級の存在感を出してくれること間違いなしです!

 

 

◆RRL(ダブルアールエル) 本藍染インディゴカーディガン

 

ブランド名:RRL(ダブルアールエル)
商品名(Amazon):本藍染め インディゴ コットン ショール カーディガン
価格:59,399円

※画像をクリックすると商品ページに飛びます。

 

 

 

職人さんが一着ずつ本藍染したRRLのインディゴカーディガン。

濃淡があり、染め具合に個性が出ている一枚ですね。

 

カーディガンとしてはもちろん、コートの下に着るトップスとしても活躍してくれそうです。

おすすめの組み合わせとして、このカーディガン以外をダーク系カラーでまとめ、本藍染の霞んだ色合いを目立させるコーディネートはいかがでしょう。

 

ヴィンテージ感も出て、ヘビロテまちがいなしの一着になるのではないでしょうか♪

 

 

 

■ダウンベストなら、暖かいのに重量感なし!


 

 

レザージャケットの下に見えるブルーのダウンベスト。全く風を通さずに、かなり暖かそうです。ダウンの重ね着はどうしてもモコモコなりがちですが、ベストにすることで重量感が軽減! レザージャケットの下に着ていても、肩周り・腕回りがスッキリして見えます。最近よく目にする原色を使ったカラーダウンですが、赤や黄色などはちょっと派手すぎて手が出しにくいので敬遠しがち。だからといって黒やネイビー系はあんまり面白みがない…。そこでブルーです! 原色のブルーは、派手に目立ちはしませんが、しっかりした存在感があり、パンツのデニムとも相性抜群。ブルーのダウンベストは、防寒とおしゃれ、使い勝手の良さを全て兼ね備えたおすすめアイテムです。このコーディネートの可愛いところはズバリ足元! 黄色・水色・ピンクの大きめドットソックスをチラ見せし、シューズのヒモとソールをソックスと同じような水色で揃えています。かなり多色使いな足元ですが、同系の水色で揃えることでうまくバランスを取り、可愛くまとまったパーツに仕上げています。バッグのレザー部分とシューズが同じブラウンなのも、コーディネートがキレイにおさまっているポイントです。

■ターコイズブルーなら、冬コーデにカラフルさをプラス!


 

 

数年前のプラダの秋冬コレクションなんですが、ブルーと赤の色合いが絶妙で可愛いですよね。

 

ここで使われているニットの色はターコイズブルーに近い色で、アクセサリーなどにもよく使われる女性に人気の高いブルーです。

ターコイズブルーを上手に着こなしている男性はあまり見かけたことがありませんが、だからこそ絶対に女性の目を引くおしゃれなアウトフィットになるはず。

水色とはまた違った深みのある可愛さを表現できます。写真のようなブラウンパンツとの組み合わせは最高におしゃれですが、着こなすのは難しいかも…。

なので、簡単にデニムを合わせてみましょう!

ライトブルー系のデニムより、少し濃いめのブルーまたはインディゴカラーがおすすめ。

ニットのターコイズを引き立ててくれるコーディネートになります。靴はデニムに合わせたダークカラーがシンプルで無難ですが、ポップにキメたいなら白もあり!

ニット・デニムともブルー系なので、靴が白でも浮くことなくポップなアクティブコーディネートに。

 

 

■シンプル系ニットなら、グラデーションコーデでおしゃれ度を上げる!


 

 

冬のニットにしてはかなりシンプルな一枚ですが、アウターを主役にしたいときにはこれくらいのニットで抑えておくのがおしゃれの上手な引き算です。

 

このニットに合わせるなら、パンツは濃紺のインディゴデニムで決まり。

上から下にかけてグラデーションコーデを作っていきましょう。

ウエストに白の強いライトブルーのラインがありますが、全体としては、ライトブルー→ブルー→インディゴとグラデーションを作ることができます。

インディゴデニムですが、全くダメージのないデニムならキレイめのインテリ系コーデに。

ちょっとダメージの入ったヴィンテージ加工のデニムにスニーカーを合わせれば、こなれ感のあるコーディネートになります。

 

TPOやアウターに合わせたデニムを選び、コーディネートの雰囲気を変えてみるのも面白いかもしれません!

 

 

まとめ


夏のブルーコーディネートは清潔感や爽やかさを前面に持ってくるのがおすすめですが、厚着が基本の冬ではそれらを表現するのが難しくなります。

爽やかさよりも重たさや素材感を楽しんで、あなたならではの冬のブルーコーディネートを作ってみてくださいね♪

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