モテライフ

タフネスクール ~タフでワイルドなダンディを目指す~


一話:男の酒、ウィスキー入門

 

ごきげんよう同士諸君。ようこそ、男の中の男「ダンディ」を養成するタフネスクールへ。

 

ここはタフでワイルドなダンディを目指す男たちのための養成所だ。まぁ、楽にして話を聞いてほしい。そうだな。では、良かったら一杯飲どうかね。酒は男の心を落ち着かせる。

 

なに? ビールやサワーくらいしか飲まない? それはもったいない。ダンディな男を目指すなら、そう、ウィスキーくらい嗜んでおかんと様にならんよ。

 

そんな訳で本日は、男の酒ウィスキーについて話したいと思う。

 

 

若者の酒離れ。しかし酒の席は当分なくならない

 

ところで君たち、最後に酒を嗜んだのはいつかね?

 

中には「酒をまったく飲まない」という子もいるんじゃないかな?

 

たしかに。若者の酒離れなんて言葉もだいぶ前から聞くようになった。

 

だが社会にでればなにかと酒の席を経験することになるだろう。なぜなら君たちの上司に当たる人達、そして年配の顧客やクライアントたちが、「社会人なら酒くらい飲めてなんぼ」という世代だからだ。

 

もちろん無理に酒を飲んだり、いやいや同僚や部署内の酒の席に参加する必要はない。だが参加することで得るものも少なくないことを覚えておくといいだろう。そんなときのために多少は飲めるようになっておくのが、空気の読めるダンディというものだ。

 

なにより、酒は人生を楽しくする。赤塚不二夫先生のお墨付きだ。

 

そう、酒は飲みすぎさえしなければ、決して君に損をさせない人生のパートナーとなるだろう。

それこそ。君たちのワイフやガールフレンドよりも、古い付き合いになるかもしれないね。

 

 

じっくりと良質な時間を作る酒、ウィスキー

 

ところで君たちの中に学生はいるかい?

 

もしくは大学生時代にサークルの飲み会なんかを経験したことは?

 

実に賑やかで楽しかっただろう。あぁいう酒の席も悪くはない。良いものさ。

 

ただ、スマートではないね。とくにフラフラになって店を出て、道路に吐瀉物(別名:夢の残骸)を撒き散らしてる姿は見るに堪えないだろう。経験者だって後日「あぁ、やらかした」なんて考えるはずだ。

 

ビアーやサワーを向こう見ずに飲めば当然そうなる。そして、ウィスキーを嗜むダンディは決して、あぁはならないものだよ。

 

 

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(若かりし日のダンディもこんななるまで飲んで)

 

 

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(そしてこうなった)

 

ウィスキーは強くてクセのある酒とお考えの同士たちもいると思う。

 

その通りだ。そしてそれゆえに、ダンディたちは美しく渋く酒を嗜むことができる。

 

「ウィスキーをなめる」とは言ったもので、ウィスキーはビアーやサワーのような飲み方をするものじゃぁない。じっくりと時間をかけて楽しむものだ。

 

そういう意味では普段酒を飲まない、もしくは苦手だという若者には向いているかもしれない。

 

一杯のウィスキーをじっくり、時間をかけて飲むと良い。速く沢山飲める者が「酒が強い」わけじゃない。自分のペースやスタイルを乱さず、キツい酒をゆったりと楽しんで最後まで正気を保っていられるという強さがあっても良いと思わないかい?

 

真のダンディはそう考えるのさ。

 

 

ダンディの憩いの場、バーでウィスキーの教えを乞う

 

 

さて。ではまだウィスキーを飲んだことのない同士たちに、おすすめのウィスキーの始めかたを紹介したい。

 

バーに行こう。

 

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(どんな街にも一件。こんな小洒落たバーがあるはず)

 

そんな訳でここからは講師を交えて課外授業を始める。

 

君たちの自宅の周りにも、こういったバーはあるはずだ。もしくはよく使う電車の沿線上で見つける事ができる。

 

いきなり都会のお高い店に行く必要はない。まずは手の届く範囲で男の修業をはじめよう。

 

どんな場所でも、バーのマスターはそのまま人生のマスターになるものさ。

 

本日はいきつけの某バーにやってきた。

 

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(酒の道のプロが暖かくお出迎え)

 

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(ズラリと並ぶウィスキーの数々)

 

これらは店のウィスキーの一部に過ぎない。この中から自分のフェイバリットを見つけるのはなかなかに難しい。

 

初めてウィスキーを嗜む同士は迷わずマスターにおすすめを聞いてみよう。

 

では実際に、マスターおすすめの初心者でも楽しめるウィスキーを選別してもらった。

 

 

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(マスターおすすめの、初めてでも楽しんで飲めるウィスキーたち)

 

始めの内はクセのない飲みやすいウィスキーを選ぶといい。カナディアンウィスキーのCanadian clubなんかがおすすめだ。ぜひロックで楽しんでくれ。

 

とはいえせっかくマスターのおすすめがあるわけだからな。実際に飲んでみよう。じゃぁ、マスター。GLENLIVETをロックで。

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やはり、ウィスキーといえばロックだ。ウィスキーの風味を残しつつ、まろやかに飲みやすくしてくれる。

 

ロックこそがダンディなウィスキーの飲み方。

 

だろ? マスター。

 

 

 

 

 

 

 

マスター「いや。そこは自由だよ」

 

 

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俺氏「え?」

 

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俺氏「おれ、なんか間違えた?」

 

 

ウィスキーに合わせた飲み方を   

 

マスター「あのね。駄目だよ、誰にでも彼にでも「ロックが正しい」みたく言っちゃさ。結局はその人の好きな飲み方で飲むのが一番なの。その人独自のこだわりで飲むのがダンディなんじゃないの?」

 

俺氏「はい。はい。すみません」

 

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(マスターからのガチ説教を受ける俺氏)

 

マスター「まぁ、ウィスキーを飲んでもらう側としては、風味や香りを楽しんでもらえる飲み方がおすすめかな。とくに手間暇かけて作られたワンランク上のウィスキーは、トワイスアップ(ウィスキーと水を1:1で割る飲み方)で飲んでほしいな。ウィスキー初心者なら、マッカランやGLENLIVETをトワイアップで飲んもらっても楽しめると思うよ。

 

あぁ、でも。ダンディさを出したいならバーボンを飲んだらカッコいいんじゃない? ローゼス(黒)やJIM BEAM CHOICEなら、ロックであおってもサマになるね」

 

俺氏「いや、たしかにバーボンはガツンときて美味いし、クールだけど……。飲みなれていない人にはキツイんじゃないでしょうか……」

 

マスター「だから、それを飲むのがカッコいいんじゃないか。ダンディなら涼しい顔で無理をして、見栄をはってカッコつけてなんぼじゃない」

 

 

 

 

俺氏「た、たしかに!!」

 

 

 

 

かくも深きウィスキー。ダンディへの道はまだ遠く

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そんなわけで本日はウィスキーについてご紹介した。

 

ウィスキーに通じればダンディとしての教養アップにもつながり、より良質な時間を楽しめる。

 

とくにお酒が苦手だったり、あまり飲まなかったりする若者諸君。

 

一杯のウィスキーをゆっくり飲んで、一人の時間を楽しんでみてはいかがかな? これがきっかけとなりお酒を飲めるようになれば、より多くの人と出会え、さらには濃い繋がりを持つことが出来るようになるだろう。

 

これで君も一歩、ダンディに近づくわけだ。

 

*今回ご紹介したお酒や飲み方はあくまで個人の感想によるものです。

 

まとめ


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