モテライフ

本を片手に町にくりだす ~東京読書スポット~


秋ですね。皆さん最後に読んだ本はなんですか? 僕は先日、吉川英治先生の新・平家物語を全巻読み終えました。木曽義仲が大好き、小野瀬辰巳です。

 

読書の秋なんて皆さんも小さなころから耳にしてきたのではないでしょうか。いつでも出来るはずの読書を秋に推すのは、なんでも中国の古典が由来だとか。

 

秋の夜長は読書にいそしむべしとのことですが、こんな涼しくて爽やかな日和が続く季節。せっかくの素敵な気候を楽しみながら、外で読書などいかがでしょうか?

 

急に空いてしまった時間、できた休日、本を片手に町にくりだしてみませんか? 秋空の下、気持ちよく本を読める場所をご紹介します。

 

 

代々木公園

代々木公園1(画像はクリックすると拡大されます)

昭和42年からのおよそ50年近く、大勢の人に愛された公園です。都内でも五本の指に入る大きさを誇り、明治神宮に隣接しています。

 

高さ15m~30mに及ぶ大小3基の噴水や水回廊をもつ水景施設があり、”水と緑”に恵まれた公園はさらに秋の涼しさを引き立ててくれることでしょう。

 

読書を楽しんだ後は中央広場や水回廊・水景施設をぐるりとまわり、バードサンクチュアリや展望デッキにまで足を運んでみてはいかがでしょうか。読書を楽しむだけでなく運動もできて、実に心身両方に良い休日を過ごせることでしょう。

 

 

区立読書の森公園

荻窪駅南口から阿佐谷方向へ、およそ徒歩10分。区立中央図書館の横に、去年開園10周年を迎えた「読書の森公園」があります。

 

公園の左手奥にはあずまやが建ち、近くを流れる小川のせせらぎを聞きながら本を読むことができます。

 

そして何よりの特徴は、井伏鱒二、谷川俊太郎、石井桃子、北原白秋といった杉並区ゆかりの作家にちなんだ本型のモニュメントがあることでしょう。それらを見て回り、また彼らの作品を隣接する中央図書館で借りてきて読むことができるのも魅力ですね。

 

 

井の頭恩賜公園

「井の頭公園

大正2年に日本最初の郊外公園として決定され整備された歴史ある公園です。総武線吉祥寺駅からほど近く、三鷹駅からはバスも出ています。「ジブリの森美術館」と呼んだ方が、しっくりくる方も多いのではないでしょうか。

 

井の頭恩寵公園内には江戸時代からの歴史がある井の頭池の他に、井の頭自然文化園(動物園と水生物園)、御殿山、西園、三鷹の森ジブリ美術館があります。

 

公園内を練り歩いたあとに、気に入ったスポットで読書をしながら歩いた疲れをいやしてはいかがでしょうか。きっと一日があっという間に過ぎてしまうこと間違いなしです!

 

 

新宿マルイ本館 屋上庭園Q-COURT

最後にご紹介するのは新宿の高層ビルの屋上にあります! 新宿駅東口からわずか5分。新宿マルイ本館の屋上。ショッピングの合間やショッピング後の憩いの場として作られた本格英国庭園、Q-COURTをご紹介します。

 

「都市オアシス」として認定されたこの公園は、四季の草花に囲まれながら買い物と読書の両方を楽しめる場所です。都会の真中で「本物の庭」を体験してほしいという考えの下作られた都内最大級の英国式庭園に、皆さんも時間を忘れて気持ち良く読書できることでしょう。

 

そしてなによりも魅力なのは、そらとの近さではないでしょうか。すこし読書に疲れて空を見上げれば、いつもよりも近く広い空がそこにあります。今までの公園とはまた違った景観を愛でつつ、ぜひ読書をお楽しみください!

 

 

如何だったでしょうか。都内には以外にも、自然豊かな公園で溢れています。本を片手に家を飛び出し、清々しい天気の下で読書に没頭する休日を過ごしてみてはいかがですか?

 

 

写真素材元等

http://www.ashinari.com/

http://park.tachikawaonline.jp/park/10_yoyogi.htm

http://allabout.co.jp/gm/gc/5054/3/

まとめ


ページトップに戻る