モテライフ

【モテる男性講座その18】調査資料から紐とく女性が求める恋愛マナー


モテる男性の条件とされる恋愛マナー。

 

女性はどれくらい男性の恋愛マナーをチェックしているのでしょうか。

「デート中は〇〇の行為はNG」「食事のとき〇〇すると女性は喜ぶ」など恋愛マナーにまつわる情報は溢れています。

 

初デートや合コンにも役立ちますが、今回は少し中級レベル以上の恋愛マナーに注目。

 

恋愛マナーに関するさまざまな調査をもとに分析し、さらに恋愛マナーを「基本編」「食事編」「セックス編」の3つに分けてご紹介します。

知ってて当然!知らなきゃキケン恋愛マナー


恋愛マナー違反でデートの評価は大きく下落

 

女性と一緒に時間を過ごしているとき、女性は相手の男性の恋愛マナーを厳しくチェックしています。

 

恋愛マナーを心得ているか・いないかで、デートの評価は大きく変わってしまうのです。

 

恋愛に限らずマナーのよい人・わるい人では、受ける評価が違います。

職場や学校、友人関係といった色んな場面で、その場にふさわしいマナーが求められます。それは恋愛シーンでも同じです。

女性をイヤな気持ちにさるようなマナー違反は、一緒に過ごす時間そのものを台無しにしてしまいます。

 

恋愛マナーは特別なものではなく、女性と時間を過ごすときの基本姿勢。

相手の心を震わせたりドキドキ感動させたりする特別なサービスとは違います。

恋愛マナーは知ってて当然と思われている「さり気ない気遣い」です。

 

知っていて当然の恋愛マナーだけに、心得ている人だからといって大きく評価される保証はありません。

しかし、デート時のマナー違反は、女性からの評価は急落する可能性が高いといえます。

 

女性はデート中の男性の恋愛マナーをどれくらい重要視しているのでしょうか。次項で調査資料をもとに女性の「恋愛マナー・チェック度」をみてみたいと思います。

 


出典・参考文献
※小柴皐月「一流のふるまい 男子力編 男の品格入門 仕事も恋愛もワンランクアップ」インプレス , 2014
※儀賀美智子「日本と諸外国とのマナーの比較 : 文化のギャップがビジネスに及ぼす影響」Suzuka International University journal campana 14, p73-86, 2007(http://ci.nii.ac.jp/els/110006979215.pdf?id=ART0008889525&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1490233051&cp=
※京都府若年者就業支援センター「ビジネスマナー」(http://www.pref.kyoto.jp/jobcafe/e-learning/b-manner/data/kihon.pdf

 

 

 

デートでチェックされる重要項目|8割がマナー

 

恋愛マナーが大切だとはいうものの、デート中に男性のマナーを気にする女性は本当に多いのでしょうか。

恋愛マナーに関する3つの調査をみながら、女性の恋愛マナー・チェック度の実態をみていきます。

 

男女425人を対象に初デートのときにチェックするポイント・場所選びについて調査した「初デートに関するアンケート調査」(株式会社Diverse調べ)をみてみます。この調査によると、女性が初デートのときにチェックしている上位5項目は以下の順になります。

 

・1位:服装(83.7%)

・2位:話し方(73.0%)

・3位:言葉遣い(70.2%)

・4位:店員への対応(69.7%)

・5位:体臭(67.4%)

 

さらに下位5つの項目は「容姿」「体型」「食事を食べる音」「食事後の支払い」「口臭」などとなっています。

 

容姿と体型は恋愛のマナーに含まれませんが、上位10項目中8個がマナーに関わるものばかりです。女性が初デートのときにチェックしている項目の8割はマナーだというのが分かります。

 

さらに合コンについての男女の意識・実態について調査した「「合コン・街コンに関する意識調査2014」(メディケア生命調べ)によると、合コンのときに「ここはチェックしておきたい!」という質問に対して、女性の82.4%が「マナー・常識」と答えています。

 

※各種アンケートをもとに「合コン必勝法のポイント」を分析した合コン必勝術を紹介した記事「【モテる男性講座その11】合コンは必勝より失敗しない方を抑える!」にも女性目線の男性チェックポイントについての情報が掲載されています。参考にしてみてください。

 

ご紹介した2つの調査はどれも初デートや合コンなので、恋愛関係を築く前〜初期段階の男女がターゲットです。

しかしこれは恋愛関係が長く続いているケースにも当てはまります。2人の関係が慣れてきたとしても恋愛マナーに気をぬいてはいきません。

 

20歳以上の夫婦1000人を対象に夫婦間のデートについて調査した「夫婦デートに関する調査」(ゲンナイ製薬調べ)をみると、「夫にされたら嫌なデート中のNG行動」の1位は「スマホいじり」(46.0%)、2位が「自分勝手に話す、話を聞かない」(37.0%)、3位が「デートプラン・お店へのダメ出し・グチ」(34.2%)となっていて、こちらもマナーに関する項目が上位を占めています。

 

親しい関係が築けている夫婦でもデート中のマナー違反は女性の気持ちを下げてしまいます。男女の関係が初期であっても慣れてきた時期であっても、女性はいつも男性の恋愛マナーをチェックしているのです。

 

恋愛マナーがある=モテる男性の最低条件といっていいでしょう。

 

次章からモテる男の恋愛マナーについて「基本編」「食事編」「セックス編」の3つに分けてみていきます。実践的になるようにポイントを押さえながら簡潔にまとめていきます。

 

※初デート攻略法についての関連記事「【モテる男性講座その15】2回目につなげる初デート攻略法」に詳しい内容が記載されています。

 


出典・参考文献
※株式会社Diverse「初デートに関するアンケート調査」(http://mixi.co.jp/20151127_1.pdf
※メディケア生命保険株式会社「合コン・街コンに関する意識調査2014」(http://news.medicarelife.com/release/down2.php?attach_id=129
※ゲンナイ製薬株式会社「夫婦デートに関する調査」(http://gennai-seiyaku.co.jp/img/media/press20160203.pdf

 

 

 

 

恋愛マナー|基本編


清潔感がある服装・身なり

 

清潔感のある身なりは恋愛マナーの基本のひとつ。

前の章でご紹介した「初デートに関するアンケート調査」(株式会社Diverse調べ)でも服装(身なり)は女性の最重要チェック項目です。

8割を超える女性が男性の身なりを気にしています。

同じく「夫婦デートに関する調査」(ゲンナイ製薬株式会社)でも、「普段着のまま、おしゃれをしない」の項目は、女性の25%がデート中の夫のNG行動だと答えています。

 

好意をもった女性と会うからには、女性一緒に過ごすのに適した身なりを心がけます。

仕事でお客さんや上司と会うとき、その場にふさわしい服装はビジネスマナーの常識です。

それはデートだって同じこと。大切な女性と過ごすのに清潔感のない身なりは厳禁だと心得ましょう。

 

女性と会う前には、清潔感を基本に以下の項目を確認します。

 

・髪の毛(寝グセ、洗っていない髪、髪についたフケ・ホコリはNG)

・洗顔・ヒゲ剃り(目ヤニ、無精ヒゲはNG)

・体臭(会う前にはシュワーを浴びるorデオドラント剤を使う)

・服装(場所にふさわしくない服装、汚れた靴、黄ばんだシャツはNG)

 

上記の項目のなかでも、合コンや初デートとは違って今回のテーマは「デート応用編」です。そこで服装については少し掘り下げておきます。

 

まず服装で気をつけたいのは「清潔感」です。一般に淡色系の軽い色合いは清潔感や爽やかさをイメージさせるといわれますが、濃色系のシックな場合であってもピシッと締まりのある清潔感を演出できます。

 

注意点として「淡色系は汚れが目立ちやすい」ので、淡い色合いの服装を選ぶなら汚れ・黄ばみに要注意です。

 

逆に濃色系を選ぶなら白系のホコリやフケが目立ちます。濃い色合いの服装を選ぶならば、とくにフケやホコリに注意してください。

 

さらに服装には「コーディネート」を考えなければいけません。服装では「色合い」が相手に与える印象は大きいものです。

 

色と与える印象をまとめたのが以下の表です。

 

 

[色が相手に与える印象]

 

※表の出典:仁科恭徳「若者世代の色彩感覚に関する実態調査」明治学院大学教育センター紀要9(1), p55~56, 2015/伴浩美「日英式最後の連想イメージの比較」富山国際大学国際教養学部紀要 Vol.1, p117~1277, 2003/論文をもとに作成

 

清潔感と色合いの2つの要素についてみてみました。

この組み合わせで相手の女性の印象はさらに変わります。

清潔感+色の組み合わせで印象がどう変わるかを研究した論文「衣服の印象を考慮した服飾コーディネートに関する研究」の結果を考察したのが以下の内容です。

 

■清潔感+落ち着いた茶・白・黒・青・緑系の服=シンプル、真面目な印象

■清潔感ややあり+活動性がある赤・オレンジ系・黄色系=軽い、派手な印象

■清潔感低い+活動性がある赤・オレンジ系・黄色系=うるさい、恥ずかしい印象

■清潔感が低い+落ち着いた茶系の服=くらい、やぼったい、ダサい印象

 

一緒にスポーツや登山、ドライブ、海水浴などであれば、活動的な赤・オレンジ系・黄色系の元気・明るいイメージのある服装はデートにも最適。

しかし、落ち着いたバーやレストランで食事デートするのであれば、茶・白・黒・青(濃いめ)・緑(濃いめ)系の服装が好印象となります。

 

コーディネートの参考には雑誌やテレビ、ネットなどのメディア情報を参考にするのが今の主流のやり方です。

 

中小企業基盤整備機構が首都圏在住の人たちを中心に、ブランド・ファッションなどについて実態や意識の分析した「ファッション等に関する消費者 Web 調査レポート」の調査結果をみると、多くの人が雑誌のモデル、有名人の着こなし方を参考にしています。

 

どうしても自分らしい着こなし方・女性と一緒に過ごすときの服装に迷うのであれば、店頭のスタッフに相談するのも方法です。着用するシーンや好みを伝えて、女性目線からみて好まれそうなコーディネートを相談してみましょう。

 

またファッションに詳しいプロが選んだディスプレイ(マネキン)、店員さんのコーディネートを参考にするのも手軽な方法です。

 

 


出典・参考文献
※株式会社Diverse「初デートに関するアンケート調査」(http://mixi.co.jp/20151127_1.pdf
※メディケア生命保険株式会社「合コン・街コンに関する意識調査2014」(http://news.medicarelife.com/release/down2.php?attach_id=129
※ゲンナイ製薬株式会社「夫婦デートに関する調査」(http://gennai-seiyaku.co.jp/img/media/press20160203.pdf
※川北義則「男の品格を磨く事典」 PHP研究所,  2015
※川北義則「男の品格」 PHP研究所,  2009
※仁科恭徳「若者世代の色彩感覚に関する実態調査」明治学院大学教育センター紀要9(1), p55~56, 2015
※伴浩美「日英式最後の連想イメージの比較」富山国際大学国際教養学部紀要 Vol.1, p117~1277, 2003
※山本萌絵・鬼沢武久「衣服の印象を考慮した服飾コーディネートに関する研究」The 29th Fuzzy System Symposium, p671~676, 2013

 

 

 

待ち合わせ|待たせるなら待つ方が◎

 

女性を待たせるのはタブー。待たせるくらいなら待つ方が紳士的です。そもそも時間を守れない人は、信用されないケースが多いものです。自分にとって大切な人と会うのに、遅刻する人はほとんどいません。

女性は会う直前に化粧直しに時間がかかる場合も多く、遅れてくる可能性があります。女性に対しては「急がないから、ゆっくり来ていいからね。」と事前に伝えてあげましょう。ただし自分は遅刻してはいけません。最低でも5分〜10分くらい前には待ち合わせ場所に到着するようにします。

 

 

女性は移動時の気配りを見逃さない

 

モテる男性の恋愛マナーは移動中も感じられるものです。ショッピングのときや、デートスポットへ向かう途中で歩いているときに心がけたいのは次の2点です。

 

①『女性の歩調に合わせて歩く』

②『女性は歩道側、男性は車道側を歩く』

 

歩くときは女性の歩調(ペース)に合わせます。「女性は男性の2歩3歩うしろを歩く」といった硬派な考えは少し古いかもしれません。それよりは女性のペースに合わせて、会話を楽しんだり、景色をみたりするのがスマートな歩き方です。

 

女性は歩幅も男性より小さく、ヒールの高い靴を履いていると男性ほど速く歩けません。女性の歩くペースを感じながら、同じ歩調で歩くようにします。

 

そして歩いているとき、女性は歩道側を歩いて男性は車道側を歩くのが恋愛マナーの常識になっています。「道路側は車が走っていて危ないから」という男性の気配りのあらわれです。

 

 

話し方・態度

 

女性はデート中の男性の「話し方」「言葉遣い」「態度」を敏感に感じ取っています。

相手の女性に対して優しく語りかけたり笑顔で接する男性は多いですが、お店の店員さんや、通りすがりの人に対しても横柄にならず優しく接しているでしょうか。

 

「初デートに関するアンケート調査」(株式会社Diverse調べ)では、69.7%の女性が店員さんに対する態度もチェックしています。さらに店員さんに対する態度だけではなく、デート中に突然道を聞かれたときの接し方なども女性の印象に影響します。

 

相手の女性態度は気遣いができても、それ以外の人に対する男性の接し方に「普段の生活があらわれてそう」と感じている女性もいます。

 

[例]

①店員さんに対するタメ口

・店員さん「ご注文はお決まりでしょうか?」

・男性「ビール。2つね」

この場合は「食べ物は後から注文するので、まずビールを2つお願いします。」が適切です。

 

②店員さんに怒鳴る

・店員さん「お待たせいたしました。お呼びでしょうか?」

・男性「さっきから呼んでるのに、遅いよ!なにやってんの!?」

他のお客さんに対応していて忙しいかもしれないと考えれば、こんな言葉は出ないはずです。

 

③上から目線な態度をとる

・店員さん「お呼びでしょうか?」

・男性「さっきから呼んでるのに、遅いよ!なにやってんの!?」

こちらも②と同じ。必要なことだけ伝えるようにしましょう。

 

④いちゃもんをつける

・店員さん「お呼びでしょうか?」

・男性「このグラス汚れてるんだけど、ちゃんと洗ってんの?」

伝えるべき場合もあります。食べものに髪の毛が入っていたり、グラスが汚れているのであれば、優しく伝えれば十分です。

とくに女性側の飲みもの・食べものに問題があれば、放置しておくのは好ましくありません。

この場合は店員さんに対して

「このグラス、少し汚れているようなので新しいものと取り替えていただけますでしょうか。」と伝えれば問題ありません。

 

上記のような態度は必要のないものも多く、店員さんに対しても相手の女性に対しても決してよい対応とはいえません。デートの雰囲気を台無しにしないためにも、気をつけたいものです。

 

 

恋愛マナー|食事編


女性は食事中の態度を「自分への気遣い」と重ねてチェックしている

 

女性は食事中の男性の態度を「自分に対する気遣い・態度」と重ねてみる傾向があります。

食事には「和食」「洋食」「中華」など食事のスタイルによって、それぞれマナーがあるものです。細かい作法については、ざっくりとルールブック読めば大まかな流れを把握できます。

 

ここでは細かい食事作法ではなく、もっとベースにある基本のマナーに触れおきます。基本だけれど見落としがちなポイントでもあります。

 

食事中に男性が振る舞う態度に対して、女性は自分に対する気遣いと重ね合わせる傾向があります。とくに店員さんに対して横柄に振る舞ったり、食事中に携帯ばかり気にするのは男性の自己中心的な態度は女性の評価を大きく下げてしまいます。

 

婚活に関する食事マナーについて、女性282人を対象としたアンケート調査「食事マナーで嫌なのは?」(株式会社オーネット調べ)によると、男性の食事マナーの態度のなかで女性から嫌がられる行動の第1位は「店員さんに横柄な態度をとる」(239人)、2位が「食事中にスマホやケータイをいじる」(119人)、そして第3位が「自分だけ注文する」(106人)という結果になっています。

これらの項目を選んだ女性は「店員さんに対する横柄な態度」から将来の自分への態度と感じたり、「食事中の携帯いじりは」や「自分だけ注文する」からは、気遣ってくれていないと感じるなど、食事中の男性の態度を自分に対する態度と重ねて評価しているようです。

 

合コンや初デートであれば緊張感もあるので、「食事中の携帯いじりは」や「自分だけ注文する」といった態度をとる場合は少ないですが、2人の関係が長くデートの回数も重ねていくと、ついつい気を抜いてしまう場合もあるでしょう。

 

しかしデートはあくまで2人の時間です。食事中の雰囲気は食事だけでなく、その後の時間にも尾を引く場合があります。

 

食事のときには「それまでに過ごしたデートの内容」「お互いの近況報告」「食後に出かけたい場所」「食事の内容やレストランの雰囲気などを楽しむのが、恋愛マナーを心得た対応です。

 

傷つけるつもりはないのに、ちょっと気をぬくと思わず出てしまいそうな男性のNGマナー行為。十分注意しておきたいものです。

 


出典・参考文献
※小倉朋子「世界一美しい食べ方のマナー」高橋書店, 2014
※岩下宣子「図解 マナー以前の社会人常識」講談社, 2005
※日本マナー・プロトコール協会「改訂版『さすが!』といわせる大人のマナー講座」PHP研究所,  2011
※株式会社オーネット婚活男子のための『オンナ心研究所』調査・「食事マナーで嫌なのは?」2015年11月4日

 

 

食事作法がわるいと女性の気分を害してしまう

 

同じく先の調査のなかで食事の作法に関する項目をみると、気にする女性が多い項目は、「クチャクチャ音を出して食べる」(255人)、「食べているときの貧乏ゆすり」(「食べものを口に入れたまましゃべる」(172人)となっています。

 

また食べるのが早いのも女性を困らせる作法としてあがっています。いつものペースでつい早食いしてしまう男性もいるのではないでしょうか。

 

デート中は女性との会話を楽しみながら、女性のペースに合わせるのがポイントです。

 

 

 

恋愛マナー|セックス編


爪は事前に切っておく

 

セックスは女性の肌に直接手が触れます。爪が長いとデリケート・ゾーンを傷つけたり、女性に痛い思いをさせてしまいます。

そもそも爪が伸びていると清潔感のある印象を与えません。

デートの前にも爪は切っておきましょう。

 


出典・参考文献
※アラン・ピーズ, バーバラ・ピーズ「セックスしたがる男、愛を求める女」主婦の友社, 2010
※アダム徳永「スローセックス―彼を虜にする愛の教科書」日本文芸社, 2008
※麻未知花「Hの本―「心を映し出すセックスの法則 愛を見透かし、本音を引き出す行動原則60のルールとタブー」CLAP, 2017

 

 

口臭・体臭はNG

 

口臭と体臭はセックスに関わらず、気にする女性が多いものです。「初デートに関するアンケート調査」(株式会社Diverse調べ)でも、男性の体臭を気にする女性は67.4%、口臭は53.9%とされます。

 

女性は男性の体臭や口臭がきついと嫌悪感を抱きやすいので、セックスの前の歯磨き、体臭にはデオドラントを使用するといった配慮を忘れないでください。

 

 

無精ヒゲ

 

セックス中は男性の顔が女性の肌に触れてしまいます。無精ひげがあるとチクチクして痛がる女性が痛い思いをします。

整えている場合でも女性は嫌がる可能性があるので注意が必要です。

 

 

事前にトイレに行っておく

 

ロマンティックなムードでお互いが愛を深めているとき、その最中に突然トイレに去ってしまうのは考えものです。その場がしらけてしまうのは高く、どうかすると相手の女性を幻滅させる可能性もあります。

 

せっかくのロマンティックな時間とムードに水を差さないためにも、事前にトイレを済ませておきましょう。

 

セックスは「女性が男性を受け入れた」と示す証のひとつです。ある程度お互いにさらけ出す行為ですが、だからといってマナーを無視して無頓着にならないようにしてください。

 

 

まとめ


女性に対する思いやりから生まれるのが恋愛マナー

多くの女性は男性と一緒にいるとき、男性の恋愛マナーをみています。意識してチェックしているかどうかはともかく、男性の話し方や振る舞い、女性に対する心配りの度合いが評価されているのは事実です。

恋愛関係が長く続くと、女性への心配りが減っている男性もいるのではないでしょうか。女性から好印象をもたれる男性は「モテる要素」を備えています。恋愛マナーはモテる男性として備えたい重要な要素です。
もちろん今回の内容は初デートや合コンでも役立ちます。女性の接し方に不慣れな人も、恋愛マナーを心得ていれば初回の印象で相手との距離をグッと近づく可能性も期待できます。

恋愛マナーは女性に対する思いやりから生まれるもの。相手に対して気遣い、心配りできれば、大きなマナー違反はおこりません。恋愛マナーをしっかり備えた男性になりたいですね。
マナーと似ている言葉に「エチケット」という言葉があります。2つの言葉は混同されていますが、エチケットは色んな場面で自分以外の人を思いやり、相手を尊重するルールです。そしてマナーとは、このルールから生まれる実際の行為なのです。

ページトップに戻る